バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ホーチミンが大雨と同業者はいいねという話とこれからのことと

 このブログ、全然更新してないな。ってばっかり出だしに書いているような気もする。オレのダイエット宣言と同じだな。でも、ホーチミンから帰ったらダイエットというか、運動はする。体力って大切だね。特に年を取ると。
 で、昨日からホーチミン。取材で。今回は2週間くらい滞在して、うろうろとする。長期取材はホント体力が必要。取材旅行って、ある程度決め打ちしてもそんなのおもしろくなかったり、あるいは予定外のことが起こってそれがストレスになる。だから、多少予定は決めておきながら、柔軟に対応できるようにはしている。けど、実際に取材が終わるまでどうなるかわからないから、夜は眠れない。夢でも取材しているくらい追い込まれるからね。特にベトナムなんて気軽に来たけど、よく考えれば外国じゃんか。よりやばいよ。どうなっちゃうのよ、これ。
 だからというのもあって、取材先はとにかく動く。数年前の「東南アジア 裏の歩き方」でもそうだったけど、毎日ひたすら動く。長期取材の後半は大体一度はダウンして動けなくなる。だから体力がいる。昨日は到着日だったのもあって2時間ちょっとしか歩いていない。今日は5時間くらい歩いた。明日も5時間6時間歩いて周る。そうしないとお持ち着かない。また、どこかのタイミングでダウンするんだろうな。
 今日は戦証記念館とか博物館とか、そんな名前のところに行った。数年前に来たときは裏の歩き方の取材とかねてDACOの取材で軍事博物館周ったんだけども、そのときにも来た。そのとき、帰りに大雨になって雨宿りしたんだよね。今日も雨になった。今回はまだ館内にいるときだったからまだよかったけど。全然やまなくて、館内3周しちゃったよ。
 とりあえず蒸し暑い。


 昨晩は紹介で同業の方と会うことができた。若い人で、ホーチミンとかベトナムのこととかの話もよかったけど、情熱があって、前向きで、なんかいいなと思った。
 やっぱり同業の人だと飲んでいて楽しいね。わくわくするよ。


 最近、あまり外に出ていない。なにか用事がない限り家の玄関すらからも出ていない。ライターなのに情報力に欠ける。だからこそ、昨晩の同業の方とか、先日バンコクでいろいろな人に会ったりとか、バンコク在住の同業の方々と飲んだりとか、そういったときが異常に楽しい。やっぱりこの仕事が好きなんだと思う。
 ただ、心がやばい。ずっとやばい。気力がなんもなくて、正直なところ、今収入もやばい。なんもしてなかったことのツケが。子どもの学費とか、家族の維持費すら危険な状態。だからもっと本腰を入れて仕事をしなければと思うんだけど、なかなか動けないんだよね。基本的にひとりだから鬱々としてどんどん物事を悪い方向に考えてしまう。村上春樹のエッセイかなんかでマラソンをする理由があったけど、まさにそれを思っての体力をつけなきゃなあと。と思うけど、なかなか動けない。
 そんなときに、昨日みたいに人の情熱に触れるとやっぱいいなと思う。マイナスのときにマイナスの人と会っても引っ張られるだけで、こういうプラスになる人と会うっていうのも大切なんだなと身をもって感じる。
 がんばろ。
 ラインで姉から「ベトナムはひとりで?」って来たんだけど、だいたいひとりだから、オレ。って、こういうひとりでも全然平気っていうのもよくないのかなってふと思った。もっと人と一緒にいて、いろいろないいところを吸収していかないとね。