ジョークを久しぶりに
久しぶりにジョークを。冗談ではなく、ジョークを。
どろっどろの米を煮たものがジョークだ。おかゆのようなもののことを、タイ語でジョークという。
これがスタンダードな全部盛りかな。内臓系にショウガやネギ、そこに卵を落としてもらう。これだけだと味が薄いので、ナンプラーや砂糖、酢、トウガラシなどを入れる。要するに米粉麺のクイッティアオと同じ調味料セットを使う。
ここに来たのは先日の話で、下記の2記事が実は全部同じ日で。
昼間から飲むとだめだね。自制できなくなって、べろべろになるまで飲んでしまう。強いとは思わないけれど、決して弱くないので、限界まで行ってしまう感じだ。特に一緒に飲んでいたH氏はもう20年のつきあいなので、タイで数少ない、互いに利害関係のない、信頼できる間柄というのもあって、楽しくて飲んでしまう。
プラカノンの、和食店とかある通りの向かい側のソイ、屋台街みたいになっているソイの中にあったジョーク食堂だ。
結局、H氏もべろべろだから、締めになにかと言いだし。この人はオレとは真反対で細いんだけど、酔っ払っていると締めになにか食べに行きたがる。以前はバーガーキングとかだったが、この辺りにはないというのもあるし、我々も歳かな。ジョークにするかと。
久しぶりにジョークを食べたな。案外、あるようでない気がする。おかゆ屋もあまりないかな。
タイのおかゆ屋は2種類あって、雑炊的なおかゆを食べる店だ。書いていて思ったけど、あまりないか。専門店はまずなくて、タームサング系の屋台とかにある感じか。もうひとつは、普通の食堂のような店なんだが、脂っこい炒めものとか料理が多いのが特徴だ。それを味のついていない、ご飯に湯をかけただけのような白いかゆか、米が砕けてなくなっているジョークで食べる。
この系統のおかゆ店は結構いいんだよね。さらっと米を食べられるし、味が濃い料理を薄味というか、ほぼ無味のおかゆかジョークで食べるとちょうどいい感じになる。特に夜中なんかにぴったりで。
ソイ・カウボーイのゴーゴーの女の子たちに閉店後に連れられて行ったのがこういうところだったりした。今はコンドミニアムになってしまったが、ペッブリー通りとアソークの交差点近くにもあった。アソークをプラトゥーナーム方面に左折してすぐのところだ。その上は朝までやっていたもぐりのカラオケ店で、おもしろい店だった。
この濃い味タイ料理と薄味ジョークの店を日本でやったらウケると思うんだけどな。