バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

中華に久々に行きたいけど

 中華に久々に行きたいな。でも、和食はひとりで行こうと思えば行けるけど、中華ってひとりでは行きにくい。これまでの人生の中で、ひとりで中華に行ったのってプノンペンだけだったような。カンボジア料理があまりにもまずくて、近くにあったのがその店だった。

 バンコクの中華は、多くが中国人が作っている。ただ、シンガポールの中華と違って、家庭料理的なイメージが強い。さすがに高級ホテルにある中華とかならそれなりに高級なんだけれども、ちょっとした店だと、シンガポールとかの方がおいしい気がする。

 だから、バンコクで中華に行くとなると家庭料理的な安い店になる。その中で大連飯店とか東来順とかがいいのかな。あとはBTSチョンノンシー駅の近くの永和とか、シーロム通り沿いの中華料理が何軒か入っているところとか。

 こういうところに行くといつもジャガイモの千切りの炒めものを頼んでしまう。あれが家では作れないんだよね。火力の関係かな。上海から高速鉄道でずっと行った、南京のちょっと手前の街に前職で出張させられたとき、中華料理店で探したけれど、どこにもなく。で、次の日、工場の食堂で工員たちが食べる食事を食べさせてもらったんだけど、そこにあった。聞いたら、家庭料理であって、金を出して食べるものじゃないって。マジかよ。

 バンコクの安い中華料理店ならラチャダーをおすすめしたい。MRTホワイクワン駅を降りて、ラチャダー通りの西側の通りを区役所方面に歩いて行く。すると、そこに新中華街が現れる。

 

 

 この辺りなんだけども、マップの「中華小吃」って店がいい。タイ語ではジョンフアだったかな。雲南四川料理なので、辛い料理はホント辛くておいしい。

f:id:Tan-BKK:20150811171543j:plain

中華小吃の店内。

 店員がたぶんタイヤイなんだと思う。雲南省タイ族自治区出身の女の子たちで、タイに似た文化を持つ。この子たちはちょっと違うけれども、ほぼタイ語を話すので、意思の疎通もできるし。

 部屋着みたいなので働いているし、なんか妙にツンデレでいいんだよね。最初は全然話してくれないけど、何回か行っていると段々話してくれる。それも、一緒に行った友人とかとは話さないのにオレだけ話すとか。それで、かわいいってなって次行くと一言も口きいてくれないとか。また行っちゃうじゃないか。

 料理は定番もので、麻婆豆腐とかもあったかな。とにかく辛い。小籠包もあったし、回鍋肉だったかな。これもおいしかった気がする。

 ただ、場所がね。旅行者ならマッサージパーラーとかで遊んだり、ゴーゴーとかの女の子もこの辺りにいっぱい住んでいるから、食事の前後で遊べるでしょうよ。でも、在住者ってあまり夜遊びしないからね。わざわざ地下鉄とかで行くのもね。タクシーだとラチャダーは混むから行くのが大変だし、地下鉄も面倒だし。だから、一緒に行ってくれる人が全然いない。ここ、行きたいなあ。