こんなのが食べられるようになったとはね
この前家族で「アフターユー」ってカフェに行ってきた。
何年か前からバンコクの中心地で若い人、外国人観光客から大人気だったカフェで、スイーツが充実していて、とにかく客が入っている。オレも一度仕事の合間に寄ってお茶したことがあるけれども、面倒なのは、席で注文できなくて、カウンターで注文しないといけないことだ。一応席は先に確保して、注文時に席番号を言えば持ってきてくれるけど、だったら席で注文聞いてくれよって思う。たぶん、先払いさせるためなんじゃないかな、これ。
それで、娘が行きたがっていて、まあちょっと行ってみるか、と。でも、やっぱり高いね。今回は画像のスイーツと、韓国式かき氷のビンスー、それからドリンクを2つの計4品を注文したけれども、それだけで800バーツくらいしたかな。2500円超だから、日本円にしたら大した話じゃないけれど、タイでは高いよ。
でも、食べてみたらおいしかったね。クオリティーが高い。こういうトーストをそのまま使って、アイスとか生クリーム乗せてってのは最近ちょこちょこ見るようになったけれど、こんなにも身近になってきたとはね。初めて見たのは、たしか古畑任三郎だったと思う。どこかの回（たぶん藤原竜也のスペシャルの回だった気がする）で、田村正和が注文するんだ。映像にはそんなに出てこないんだけど、雰囲気がなんかうまそうで。そんなものがバンコクでも食べられるようになったんだからすごいよ。
ただ、やっぱり注文が面倒だ。席でやってくれって思うな。今はレジの前についたてがあるからメニューも見にくいし、そもそも商品名が意味不明なのに、これはこれでこうしますか? って、なに言ってるかわからねえ。アムなんかハイソな雰囲気に気負けして黙りこくっているし。
スタバとかもそうじゃない? あの店員のおしゃれ感とか嫌い。カップの大きさもS・M・Lでいいじゃんか! なんかわけわからない名称使っているよな、スタバって!
それから、ほかの席はみんな上品に食べているのに、うちはテーブルにこぼすし、カチャカチャ食べているし。全然場に合っていない家族だったわ。息子は写真撮るからって言っているのにスプーンを突っ込もうとしてくる。もう大きさと見た目にテンションマックスで話を聞いていない。だから、オレも「待て待て待て待て」って。躾けトレーニング初期に子犬でももっと待つと思うってくらい、勢いがすごかったな。
たぶんこれでしばらくはうちの家族たちはこういう店に行きたいって言わなくなったと思う。
