バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

中華に行きたいが誰も一緒に行ってくれない

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ジャガイモの炒めもの。

 中華ってのはたまに食べたくなるね。高級店じゃなくて、大衆食堂的なところ。バンコクならスクムビット41の東来順とか、ソイ33/1の大連飯店とか。でも、大連飯店はまだあまり有名ではなかったソイ42時代がよかったけどな。

 あと、シーロム通りの。シーロム通りとナラティワートの交差点近くにある、台湾料理みたいな中華の永和とか、その近くのシーロムコンプレックスみたいな建物の中のいくつかある中華料理店、それから遼寧餃子館もな。

 遼寧餃子館ってのはよくある名前なのかな、それともグループなのか。ラオスビエンチャンにもあるし、シーナカリン通りにもあるんだよな。シーナカリンは行きやすいので、家族で行ったことがあるけど、アムが中華が嫌い。まあ、食べ慣れていない。息子も餃子とか食べてたけど、帰りに吐いちゃってそれから中華は行けなくなった。

 ああ、あとはラチャダーの中華街もいいな。ラチャダー通り、ホワイクアン市場の反対方向、区役所の方に向かうと中華街になっていて、そこにある店はどこも本格的だ。中でも、中華小がおすすめだ。四川とか雲南の料理なのでちょっと辛い。今まだいるかわからないけど、働いている女の子もタイヤイ族でかわいい。

 こういう大衆食堂では必ずジャガイモの炒めものを頼む。ちょっと酸味があって、でもシンプルな味でおいしい。南京の近くのLCD工場に視察に行ったときに探したけどどこにもなくて、翌日工場の食堂で昼飯を食べたときに、それが出てきた。中国人に、これは家庭料理で金を出して食べるものではない、と言われたよ。

 旅行作家の嵐さんは旅先でいつも中華を食べるそうだ。現地の食に飽きてきたとき、和食があるとは限らないけど、中華は大体あるからだって。確かにそうで、オレもカンボジアに行ったときに、プノンペンでもうカンボジア料理は嫌だと思って中華に行った。おいしかったな。

 ベトナムホーチミンの安宿街ブイビエンに何年か前に中華ができた。ちょっと高め設定だけど、おいしかった。でも、ハノイはほとんど中華がないんだよな。最近はちょくちょく見かけるようになったけど、ハノイ人は徹底的に中国人を嫌っているのかなんなのか。

 中華行きたいんだけど、家族は行きたがらないし、友だちもなかなかなあ。中華だと飲める酒はビールくらいになるでしょ。なぜかオレの周りに痛風の人が多くて。だからなかなか誘えない。オレは紹興酒も好きなんだけど、紹興酒が好きな人もあまり周囲にいないし。誰か中華に誘ってくれないかな。