バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

そりゃ事故るって話

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サムイで定期船を追い抜く定期船。

 この前サムットプラカンの会社がチャーターしたバスが踏切で列車と衝突して結構な数亡くなった事故があったけれども、ああいうのがあるから、オレはタイでは公共の乗り物に乗りたくない。長距離とか、他県に行く場合はもう基本は自分で運転する。信用できないからだ。

 南部とかだと、たとえばプーケットからピピ島に行く船とかがよく沈没しているイメージがある。要するに、船の事故も少なくない。こんなのも、船乗りの腕が悪いとしか言いようがないかな、って気がする。波とか風、天候の見方が甘いというか。

 上の画像はサムイの定期船に乗ったときのものだ。ちょっとわかりづらいけど、オレが乗っている定期船をうしろから来た船足の早い定期船が追い抜いていくところ。これなんか、お互いにフェリーなので、そこそこに大きいわけ。それをわざわざ追い抜いて、しかも前に急に割り込んでくる。こんなの車だって危ないのに、すぐに止まれない、曲がらない船でやるかね。船長の知能レベルを疑う。

 結局そんなレベルなんだよな、タイは。長距離バスとかロットゥーも見通しの悪いカーブで追い越しをしたりするので、本当に危ない。こう言ってはなんだけども、タイは教育レベルが低いし、日本なら低学歴でも頭がいい人っているもんだが、タイにはいないと思っていい。高学歴のバカはいるけど、低学歴の天才はほぼ存在しないと言っていい。

 で、運転手という職業はタイでは下っ端の仕事なので、まあ頭のあまりよろしくない人が就業しているわけで。そうなると想像力がないから、こうしたら事故が起こるとか考えられない。これを指摘しても、バカだから人に注意されると逆ギレするし。ホント、タクシー運転手とか見ていると、バカほど強いものはないって思う。幸せだよね、無知で、自分の目の前の世界だけがすべてだと思っているってのは。失うものがないというか、そもそも失うものを持てない、あるいは失うものがなにかわからないって感じかな。

 こういうのもあって、オレはできる限り夜も出たくなくなってきた。最近は飲酒検問が増えているし、保釈金も高額になってきたから、捕まるのも嫌だし。そうなると、タクシーを使うしかない。BTSがある時間に帰ることができれば最高だけれども。

 でも、まあ最初から疑って乗ると、大体いい人だったりするんだけどね。ひどい奴はごく一部なんだよ、実際は。でも、人間、嫌なことの方が記憶に残っちゃうし。とりあえず、バスもタクシーももっと高くしていいと思う。その代わり、もっとまともなヤツだけを採用してほしい。