バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

パワースポットの紅茶

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TWGの紅茶。

 今もあるのかどうかわからないが、エンポリアムの1階にある緑のスペースにTWGって高級喫茶店がある。ムチャクチャ高くてさ。この画像のヤツなんかは一番安くて、それでも500バーツくらいした。確かんおいしかったけれども。

 ここに行ったのは紅茶の画像を撮るために。オレなんか味はわからないから、なんでもよくて、銘柄もわからないし。それで一番安いのにしたけど、それでもその値段だったわけ。そして、なぜここだったのかというと、霊媒師の先生に、ここはパワースポットだからと教えてもらったからだ。

 エンポリアムの1階で、真ん中の吹き抜けは柱に本物の植物などを装飾していて、特にオープンしたばかりの時間帯はいい「気」が溜まっているのだという。で、ここは高いのだが、たまに自己投資的に高いものを自分のために買ったり使うことも邪気払いになるからって言ってたっけかな。ここのパワーがいいんだとか。

 それはともかくとして、なんでこうエンポリアムとか、ザ・モールの系列は建物が複雑なんだろうな。セントラルなんてどこもわかりやすい造りしているのに、エンポリアム、エムクオーティエ、サイアム・パラゴンは方向感覚を失いやすい。モールそのものでいうと、バンカピとか、コラートとか。ここも複雑でわかりにくい。

 エムクオーティエの上の方のレストラン街に行ったときは集大成かと思ったよ。なんなの、あのスロープで全階がひとつの通路で繋がっている演出。ぐるぐる回るから、最終的に何階のどこになんの店があるのか、わからなくなる。モールグループは簡単にわかるようにしたら負けだと思っているのかな。

 セントラル・ワールドの向かいのビッグCもわかりづらくなったな。最初は、今の鈍器とかがあるビルの裏の方にあって、そのころはローカル向けの怪しい小さなスーパーって感じだったけれど、表通りに出てきて様子が変わった。

 ただ、2010年の反政府デモで焼き討ちに遭ってしまい、中身がだいぶ変わった。建物の耐久力が低下したみたいなことを聞いたけど、ビッグCのスーパーそのものはそんなに変わっていない。いや、変わったんだけど、中央の長いエスカレーターは変わっていないって言った方が正確か。ほかはガラッと。1階なんかあんなんじゃなかった、ってだけじゃなくて、すべての階が変わった。

 ビッグCの場合は前の構造に慣れているからってのもある。子どもが生まれる前は近くに住んでいたから、アムと週末にいつも映画に行ってた。上の子が生まれてからもしばらくはここに買いものに来ていた。焼き討ちに遭う前年くらいに引っ越してしまったので、それ以降は行く回数がガクッと減ったから、なかなか慣れないってのもある。