バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

うまいビールが飲みたい

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 何年か前からタイはクラフトビールのバーが増えていて、ビールが充実してきている。ただ、マイクロブリュワリーで醸造しているものではなくて、多くがベルギービールとか、これまであまり見かけなかった銘柄とか。エカマイのDACOの事務所があったソイの奥に有名なバーがあったな。いろいろな種類の生ビールが置いてあった。

 バンコククラフトビールの先駆けはHOBだったかな。ハウスオブビールだっけ。そんな名前の店。同じオーナーが別の店もやってたけど、名前なんだったかな。ファランだったかハーフの人だったか。気さくな感じで、取材もさせてくれて、今度来るときは言ってくれたらサービスするからなんて言ってくれて。

 でも、結局行けてない。というのは、オレの周りにビール好きが全然いない。みんな痛風とかになっているから、ビールを飲めないみたいで。オレが一番なりそうだけど、家で全然飲まないから、独身の人とかと比べたら意外と健康的な生活していたりして。

 同じ理由で、バンコクはしばらく焼酎ばかりで日本酒が全然なかった。幸い和食ブームによって日本酒も増えて環境はよくなったけど。でも、日本酒好きも少ないんだよな。なんであんなに日本酒の人気がよくないんだろうか。

 ビールの話に戻ると、そのあとシンハビールの直営店EST.33が出てきて、ほかでは飲めないシンハの黒生なんてあってね。ここはちゃんとマイクロブリュワリーになっていたはず。ラマ9の店舗で作ってて、ほかの店舗に送っているとかそんな話だったような。でも、このビールもおいしくはないけど商品化されてコンビニに置かれるようになって、ややありがたみが下がったというか。

 それでいうと、タワンデーンがクラフトビールがどうのこうの以前から店で醸造していたな。メニューにもそのビールしかない。雰囲気もよくて、今なんかは予約なしでは入れないくらい人気なんじゃないかな。

 残念なのは、タイはビールがキンキンに冷えていないのが多いことだ。氷前提の国だったからかな。逆にビアウンとかはあるにしても、アイスボックみたいなビールなのかと思えば、ただ凍っただけのビールだし。でも、それでもマシだけど。

 戦勝記念塔とかにあるパテなんかもビアウンだけど、グラスも凍ってていいよな。あ、それで思い出したけど、戦勝記念塔のサクソフォンの生ビールは冷えていたな。今もまだあるのかな、サクソフォン。難点はジョッキがサクソフォンの形をしていて飲みにくいことかな。