バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

五黄土星

 九星気学なのかジャンルはよくわかっていないのだけれども、オレの生まれ年からすると五黄土星というグループに入るようだ。そして、ネットで検索しているとYouTubeだとかで自動的に似たような内容のおすすめが上がってくるでしょう? 自然、五黄土星の話題などが出てくるようになった。

 そんな九星気学の五黄土星に関する内容を見ていると、どの占い師もみんな、五黄土星の2021年は最高の年になるという。おととしの8月だったかもうちょっと前に、「亜細亜熱帯怪談」で使う画像で足りないものがあってので、ある寺院に行った。

 そのとき、人の紹介を受けてある占い師にも会った。霊能力があって、信頼できるということで、ついでに見てもらった。そのときは後厄だったのもあって、今は運気がよくないと言われたが、徐々に上がっていくと。折れ線グラフみたいなので運気のレベルを描いて見せてくれたけど、上がっていくと言いつつ、下がっていたりして。でも、その人のグラフも、2020年を過ぎて徐々に上がって、2021年からは急激にアップしていた。

 厄年の3年間はいわゆる冬の季節で、去年から春に入っている。そして、徐々に気温が上がっていくように運気が上がり、夏と秋にマックス、そして再び冬の時代に入るというのが九星気学だったかなにかの易学的な考えらしく。その急速に上がっていくのが今年なのだとか。

 でも、当然ながら、ただ寝ているだけで上がるわけではないらしいので、ちゃんと動かなければならないという。

 だとすると、今、ムチャクチャにタイミングがバッドだなあと。世界が大きく変化しているし。九星気学とか風水とかは統計学の一種だという人もいる。これまでの多くの人の実績から行動の仕方や運気などをアドバイスする。でも、こんな状況、誰も想像していなかっただろうしな。

 とはいえ、これまでの数年間は地獄のような毎日だった。その辛さから考えたら、もうこれ以上は落ちないし、あとは上がる一方だとは感じていた。だから、五黄土星を誉めまくっている動画を観て、するとさらにそういう動画が紹介される。たぶん、日本人の占い師的な人がやっている五黄土星の2021年もしくは2021年1月の運気解説は全部観たと思う。

 話変わるけど、どういう仕組みなんだろうな、このおすすめの仕方は。怖いのはfacebookとかは「これ、知り合いじゃない?」と出してくるのが大概知り合いで、しかも何十年も連絡とってない中学の同級生とか。怖すぎだろ。

 先日なんか、一切見てないし、調べてもいなかったのに、日本語の性病の動画が紹介されたよ。性病って書いてなくて、カタカナだけしかなく、聞いたことあるなと思って開いたらお洒落な動画。全然性病っぽくなくてしばらく見てしまった。したら、性病のCMばっかり出てくるようになったしさ。あれ、どういう仕組みなんだろうな。