結局ホアランポーンってなくなるのか
ツイッターを見てたら、ニュースブログでホアランポーンがなくなるって出てたな。ホアランポーンは通称で、正確にはバンコク駅。日本で言う東京駅のような、タイ国鉄の中央駅だね。
これが場所的にあまりよくないということで、チャトチャック・ウィークエンドマーケットの近くにあるバーンスーに移転すると。すでに駅舎が結構できあがっている。上の画像はチャトチャック側から見た風景だけど、貨物列車の操車場の向こう側にクレーンが見えるけれども、もうここに大きな駅舎が建っていて、向こうのコンドミニアムとかは全然見えない。
ホアランポーンは東北とか北部行きの列車が中心になるけれども、南部行きも当然ながら発着している。でも、このバーンスー駅で分岐してカンチャナブリ方向へとチャオプラヤを渡って南部に向かっていく。
で、ホアランポーンからバーンスーなんて数駅もないし、踏切渋滞が起こって、車の交通も悪くなるわ、列車も遅いわでいいことないから、分岐に移せばいいじゃんか的な感じかね。あと、北部・東北部方面のバスターミナルも近くだから、大量輸送交通機関のハブにしようってのかね。
まあ、確かにホアランポーンとバーンスーの間はいらん区間って気はするけどね。乗車賃も2バーツくらいで採算が合わないだろうし、たとえばホアランポーンの列車に乗り遅れても、タクシーで飛ばせばバーンスーで乗れちゃうんだよ。それくらい遅い。だから、意味がない。
でも、やっぱりタイ国鉄ができたときからある駅舎であり、歴史があるからな。なんかもったいないよな。MRTも延線部分が開通したから、ヤワラーと共に改めて注目される場所なのに。もったいないな。ホント、タイ人は歴史に興味ないんだな。
周辺の商売も大変だよな。ホアランポーンがあるから成り立ってたホテルとか飲食店もあるし、バイタクやトゥクトゥクも困っちゃうわ。実際、あの辺りってホアランポーン以外、なにもないから降りる人が激減するだろうし。
ゴザ居酒屋もどうなっちゃうんだろう。これまでもなくなりそうなことはあった、というか、そもそも違法営業だから、まあ這いつくばってどうにか生き延びるとは思うけれども。でも、ここも客は激減するんじゃないかな。そんなことはないか。
まあ、伊勢丹と同じでさ、普段行かないし、利用もしないのに、なくなるときだけ残念がって反対するっていうのもよくないけど。伊勢丹のニュース観てて気持ち悪いなと感じたので、自分も気をつけたいと思ったが、でもやっぱりそういうこと言っちゃうね。