バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

スパゲッティーはペペロンチーノ

 料理ってのはやっぱり素朴というか、シンプルな味つけが好きだ。極端に言ったら塩だけとか。

 最近だと天ぷらとか寿司を塩で食べたり。でも、こういうのを批判する人もいるみたいね。まあ、天ぷらはわかるけど、寿司は塩で食べると生臭くないのかな。

 とはいえ、塩で食べるってのは一番おいしいと思うけどな。オレなんかは焼肉とかなんかは特にそう。タレは全然使わない。濃すぎる。塩で食べた方が断然いい。岩塩的な味のある塩みたいな(気分的なもんかもしれんけど)のだとなおいい。だから、ベトナムの塩にライムのやつが好きなんだよな。ムオイ・ティエウ・チャンっていうらしい。ただ、正確な発音とか、本当にそういうのかわからないけど、オレはそう聞いてきたので。ムイ・ティエウ・チャンと呼ぶ人の方が多いかも。今日本で一番このタレを推しているのがオレなんじゃないかなってくらいムオイ・ティエウ・チャンをブログなどで連呼しているわ。

 ステーキも塩コショウだけだし、なんならしゃぶしゃぶも塩で食べる。天ぷらも塩のがいいかな。でも、エビフライとかはさすがにソースだけど。ほんのちょっとつけて。サラダもなんならドレッシングよりは塩かな。

 そういうシンプルなのが好き。だからというか、スパゲッティーとかもペペロンチーノみたいなシンプルなのが好き。カルボナーラとかも嫌いじゃない。あとトマトソースみたいなのもいい。でも、やや味が濃くて、食べ終わる前に疲れてくる。ペペロンチーノみたいなのだったら飽きることもないし、シンプルでおいしい。

 もう自分で作るときなんかは、面倒というのもあるけれども、シンプルにニンニクとオリーブオイルで炒めたパスタってときもある。鷹の爪があるとなおいいんだけども。場合によっては鷹の爪もニンニクもないって場合は、パスタを茹でて、オリーブオイルで炒めるだけのこともある。あ、もちろん塩はかけるけどな。さすがにシンプルが好きっても、塩くらいはかけるでしょう。

 パンもできるだけシンプルなのが好き。さすがに食パンはちょっと。日本のようになんかフワフワの高級食パンとかならいいけど、市販の普通の食パンはだめ。パン屋のいろいろなパンの中ではできるだけシンプルなものを選ぶかな。だから、最近は塩パンが出てきたのでありがたいわ。ネーミングもいいしな。それ以前はスクムビット20のドイツ料理店併設のパン屋で塩が乗った固いパンがあって、それを買って食べてた。

 やっぱ塩っていいな。