5:05 喘息の女の子がブルブル痙攣
またGSに戻ると、5分もしないうちにソイ6で負傷者がいると連絡がある。
行ってみると、制服を着た女の子が痙攣している。酒は飲んでいないとのこと。どうやら喘息か何かの持病が出てしまったらしい。痙攣して、もう意識はほとんどない。
ハンカチを噛ませて、担架に乗せる。制服なので俺的にはバッチシお触りタイムにしたかったけど、さすがにいけないので、スカートを友だちの女の子に押さえてもらい、上には誰かのカーディガンをかけて、担架へ。
一刻を争いそうなので、私立で高いけど、一番近いラマ9世病院へ搬送する。
担架を救急処置室へ運ぶ。先週のデブおばさんと違い軽い。ふたりで軽々持てる。
処置室へ入れるのと同時に友だちもタクシーで到着*1。何人か処置室へ入ってきてしまう*2。エエ!? ってなったのは、友だちの女の子が搬送された女の子の顔を、携帯のカメラで撮ってたこと。友だちがそれをやるかなぁ。アメージング・タイランドでしょう。さすがに別の友だちに怒られてたけど。
帰り際男友だちが、お金はいくら払えばいいですか、って。最初俺は病院の治療費だと思って、そんなん看護婦に訊けばいいじゃない、って冷たく突き放してしまった。どうやら違うらしい。
「うちらはお金はいらないですよ」
横にいたうちのチームの人が気づいて言った。
そういうことね。
「これは僕らの仕事です。気持ちだけで充分です」
↑これ、俺ね。ビシ〜ッと決めちゃいましたよ。みんなに見せたかった、マジ。