ゴーゴーの女
本当は今日アムの田舎へ行くはずだったけど、アムの姉ちゃんが有給休暇をどうやら使い果たしているらしく、結局明日の朝行くことに。
夜時間があったから、ちょっくら階下の友人のところへ。で、まあ部屋じゃなんだし、ということで、近くのパブへ。で、まあパブじゃなんだし、ということで、ゴーゴーへ。
というか、パブで飲んでたときに友人が「キャメに猿並みの女がいる」(訳:キャメロットというパッポンのゴーゴーに、サルゲッチュというあだ名の女並みの、顔はイマイチだけどスタイルがむちゃくちゃいい子がいる)とか言い出して、じゃあ見に行くかと。
なんでも、その女の子はキャメで働きはじめて1年だそう。
どれどれ。
ステージで踊っているこのグループにはいないそうだ。
キャメの全盛期は俺がタイ語学校に通っていたころ。そのころではキングスグループでもズバ抜けて客も入っていたし、売る上げもよかった*1。そんな全盛期を知っている俺としては、キャメは落ちる一方にしか見えない。
次のグループ。
「あ、いた。2番目の金髪の子」
おやぁ? あの子話したことあるなあ。フォン(雨)だかナーム(水)っていう感じの、とにかく水系の名前だったような。
「名前は?」
「ナーム」
ビンゴ!!
っていうか、俺が話したの4年くらい前なんですけど。働きはじめて1年って。でも確かにスタイルはいいんだよね。顔は・・・・・・俺は嫌いじゃないけど。いや、むしろかわいいくらい。
その子は、キャメの全盛時がもう終わるってころ、もうひとり似たようなスタイルの女の子と2トップでガンガンに踊っている子だった。一度だけ呼んで話をしたことがあった。顔は性格きつそうな感じだけど、意外におとなしいしやさしい。でも、当時俺はキャメでいろいろと女の子とすでにゴタゴタしてたから、それっきり。
「4年か。じゃあ、22歳っていうのも嘘かな」
いや、当時17、8だったから、まあ本当でしょう。それに、その全盛以来全然いなかったから、戻ってきて1年という意味かもしれないよね。
そんな前のことを知っている俺がちょっといやだった。