バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

初中国も結局・・・・・・

コンビニは面白天国?

 初中国。上海へ。
 先週のシンガポールよりは長く、8時間の滞在予定。現地で会う人も空港まで迎えに来てくれるとのことで、街を見て歩けるかもしれないという期待を胸に、土産を買ったりなんかして。
 利用航空会社は中国東方航空。怪しいねぇ。かなり怪しいね。
 でも使ったのがビジネスクラスで、ラウンジなんかも使えたし、機材もエアバスの比較的新しいもの。座席がさ、フルリクライニングで電動。座席の間隔が広くて、前の座席の背にある機内放送のプログラムとかの本が座ったままでは取れないくらい遠い。俺の知っているビジネスクラスはビーマン・バングラディッシュなのでかなり感動*1
 スッチーも色白できれい*2。でも中国語なんだよね、俺には。
 夜中の2時に出発して朝7時着*3。ラウンジでアホみたいに飲んだ酒が抜けなくて、ヘロヘロで上海上陸。
雨だし。
 迎えに来てくれた人はかわいらしい女の子。でもさっさと行ってしまった。じゃあ1時にまた来ます、と。上海を見れるかなと思ったけど雨だし寒いし。それに女の子だから上海連れて行ってとかそんなことを言えない感じで。
 で、結局空港から一歩も出ずに。
 行く当てもなく空港をぶらぶら。でもなんにもない。本屋とかで中国語でいいからなんか雑誌を買おうかとも思ったけどそれもない。中国語でなんか呼ばれたけどわからないから無視。英語ができないのかなと思ったら、俺のうしろを歩いていた白人には英語で呼びかけ。
 最終的に何をしてたかというと、和食レストランで座ってた。上海に来てまで和食はなぁ、とは思ったけど、なんにもないんだもん、レストラン。喫茶店みたいのはあったけど。あと、空港に併設のショッピングモールみたいなのに安食堂もあったけど、なんかそれじゃなぁ、と。
 でも、和食がなかった。9時からだって。結果的にはそれでよかったのかなと。というのは、それで点心みたいなメニューがあったので。茹でた餃子と小龍包と青島ビールを注文した。中国語でバシバシなんか言われたけど、ジャパニーズです、と英語で対抗。一応向こうも俺レベルの拙い英語で対応。小龍包だけメニューの指差しではなく声に出して言ったら、プッって笑いおった。いけない?
 3時間以上いたかな。妄想人間なのであんまり苦痛ではないのね、長時間の待機とか。妄想してればいいんだから。でもさすがに初中国がここで終わるのもなんなので、ショッピングモールへ。
 小っちゃ!! 5分で終了。
 もっと奥に行ったらなんかみたことある店が2軒。ローソンとケンタ。ローソンはなんて書いてあったか忘れた。ケンタは肯徳基って。ローソンに入ったらサントリーのウーロン茶とか午後の紅茶とか懐かしの飲み物やお菓子が。
 特に笑えたのがポッキー。百奇って書くの。ヒャッキーじゃん、とか思ったら超笑えてきた。中国語、楽しいね。
 しっこしたくなってトイレに行ったら掃除のおっさんがモップで床拭き。俺が入ったから俺のところだけ拭けないじゃない、当然。そこで世界に誇るアメージングなタイランドより三千年の歴史を誇る中国が見せてくれましたよ、本物のアメージングを。
 そのおっさん、しっこしている俺のうしろ斜め30度の位置、20cmくらいのところに立って待ってるの、俺が終わるのを! ええ〜!? 俺、人がうしろにいるだけでしっこ止まっちゃうタイプなのに。余計出ないでしょうが? せめて真後ろにして! 視界に入るのはやめて!
 空港の外は寒い! 息が白くなるくらい。
 上海の女の子はお洒落だね。なんかピタッとしたジーンズにロングブーツが流行ってるみたい。
 死ぬほど退屈な時間をアムや実家への国際電話でどうにか乗り越え*4、やっと1時になって彼女が戻ってきた。
 荷物を受け取って通関なども手伝ってくれて、ちょっと喫茶店へ。中国娘もいい子だねぇ。中国の人とちゃんと話すのはこれが初めて。中学のときに残留孤児の息子だか孫が転校してきたけど言葉の壁があったからな。いろいろ訊きたいことがあって。楽しい時間を過ごせました。でもやっぱり多少気を遣ったというか、先の女の子のファッションも元々は日本からなんだろうけど、上海の女の子の服装は日本みたい、とはやっぱり言えなかった。
 帰りの飛行機はなんと古い機材。座席にコントローラーとかあるのにテレビ使えないし、幅は広いけど前の間隔が狭いし。
 スッチーもそんなに・・・・・・。総合得点でチャイナエアーの方がいいかな*5
 飛行機がバンコクに到着すると同時にやばいことを思い出した。預けた荷物、蓋してねぇし。しかも客先に届けなきゃいけないやつ。
 ダッシュ。イミグレまでダッシュ。ぜいぜい言いながら荷物が出てくるところに来たら・・・・・・当然、荷物はまだ出てこないし。結局最後の方に出てきたし。ダッシュの意味全然なかったし。
 そういう点は俺って田舎者かなぁ、ってときどき思う。

*1:ビジネスなのにリクライニングできない席に座らせられたこともある。ビーマンのエコノミーとビジネスの違いは座席の幅が若干広いこととウェルカムドリンクがあることと飲み物がグラスで来ることと食事のときにオレンジかバナナをひとつだけ選べることくらい。食事は全く同じ。でも3年前の話だけど

*2:タイ人化してるのかしら。肌が白ければそれだけで美しいと思うようになっている今日この頃

*3:現地時間。バンコクとの時差は1時間。日本とも1時間

*4:といってもアムなんかは天然だからさ、別に中国にいようがタイにいようが同じことで、リアクション激薄だし。実家にかけたらうちの親父が出て、これまた天然リアクション薄キングだから、上海にいるんだって言ってもへぇ〜くらい。完璧にかける人を間違ってたね、俺

*5:座席について2分もしないうちに横についていた電話機を壊したのに怒りもしなかった。ビバ・台湾!