バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

1:15 転倒で頭強打

 人がソイ8の入口に倒れているというので急行。
 若そうな兄ちゃん。
 担架に乗せようとしたらむっくり起き上がる。若いがゲーハーだ。
 血が出ているようなので俺が懐中電灯で頭を照らしたら頭頂をハゲ散らかしてて(←これはハマさんが言った。俺じゃない)、一斉に失笑。笑った奴もいたよ。
 大丈夫と言うが立ち上がるとふらふら。
 近くにいたタクシーの運ちゃんが証言するには、突然ひっくり返ってものすごい音をたてて頭を地面に打ちつけたらしい。
 で、振り返ったらうずくまっている。だめじゃんか。しかも、自分が倒れたのか殴られたのか事故ったのかわかっていない。犯人は逃げたのか? とかタクシーはどこ行ったとか、言動がおかしい。
 さすがに病院行きを勧める。
 連れの人にこれはやばいぞと説明。じゃあ友だちを呼んでくるって。
 ゲイの方たちでした。
 やっと車に乗って病院。シーナカリンの方って。うちのメンバー誰もそこを知らない。なんか俺は聞いたことあるなぁ、と。社会保険のカードを見せてもらったら、引っ越し先の隣だった。
 そんで、シーナカリンまで行ったよ。遠い。ものすごく遠い。しかも路面悪すぎ。ガンガン天井に頭打ってたよ、みんなで。
 当のけが人は寝転がってて、しばらくしたら吐き出した。吐瀉物の臭いが充満する車内。もう・・・・・・。
 この人、そんなに酔っ払ってるの?
 でも友だちはわからないって。
 普通に考えて、酔っ払ってなくてこうなるのはかなりやばいよね。と、一応友だちたちを脅しておいた。
 しかし、付き添いで来たお友だちふたりは男前だなぁ。ノンケでもかなりモテるだろうに。ひとりは「猟奇的な彼女」の彼女がお見合いをした相手に似てた。もうひとりはダンサーにいそうな感じ。