バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

23:00 待機

 待機の無線はハマさんがする。
 俺と勘違いしたのか、010じゃないのか、みたいな話になり、わざわざボスに確認の無線。
 さらに、現場での報告などはさせないでほしいと。
 不愉快きわまりない。それを聞いて笑っているこのメンバーもどうかと思う。
 開き直りにも聞こえるのは間違いないのだが、こういうのは聞き手の問題かと思う。確かにタイ語はそれほどうまくはないが、基本的にどこに行っても95%の人には普通に通じるし、外国人だとわからない人も中にはいるくらいだ。全く通じないというのならば仕方がないが、そうでないのだから、やっぱり聞き手の問題もあるのではないかしら。実際、共通の母国語同士が会話しても、言っていることがわからないことってあるでしょう。学歴とか社会的地位とか出身とか、そんなん全然関係なくて、人の話を聞かない、もしくはルーティン化しているというか決まった型から外れているともうだめみたいな人はいるでしょう。想像力がないって言うのかな。会社でも上司が人の話を基本的に理解できない人なので、俺が言ってても客が言ってても全然わからない。母国語同士でもそうなるんだから、俺らのタイ語はそれほど問題ではないと思う。全部じゃないけど5:6くらいで聞き手じゃないかなぁ、問題は。
 ま、レスキューなどの緊急時に型から外れているとやりづらいっていうのはわかるけどさ。でも、わざわざ言わなくてもいいんじゃないかな。報徳堂は義徳堂と比べて保守的だなと、最近思う。義徳堂の白人の隊員の方もタイ語は特別うまいというわけでもなくて、外国人特有の感じだけど、無線でやりとりしてるもんね。
 かなり不愉快になった。