バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

2:09 事件?

 ホワイクワンの交差点でなんか起きているらしい。
 しっかりと副隊長の車で出動。
 車内でハマさんと、これはまさかの生脚交通事故? なんてテンションあげあげで到着。
 おっさん・・・・・・。
 しかも韓国人。最近外人多いな。
 どうやらこの韓国人のおっさん、暴行されたらしい。が、韓国語オンリー。どうやって遊びに来たんだよ、まったく。

 なんか、誰かに電話して、ハマさんが話す。ちょうど俺は手当中だったもんで。
「英語かタイ語か、日本語はできない?」
 って訊いても通じていない。ホテルは? アパートは? 名前は? ってこれさえもわからない。
「イルボンサラムだよ」
 ってそれは通じた。
 ハマさんが電話で話した韓国人はすぐ近くにいるみたいで、来てくれるみたい。
 その間、俺とハマさんでおっさんと筆談にトライ。
・友人来
・病院行
 ハマさんがこんなん書いている。わかるんだが、これ、普通におもしろいね。今考えてみると「行病院」でしょ、ハマさん。ビョウインイキって! あ、でも韓国語なら文法的に病院行きで合ってるのかな。
 あと、ハマさん、友人は朋友じゃない? って。
「ニーダ ポンヨウ、ライ」
 っておっさんに言ってみた。
「それ、中国語じゃねぇかよ」
 とハマさんに突っ込まれ終了。
 その後もハマさんは筆談にトライし続けたが、全部失敗に終わってた。
 10分くらい待って友人現る。
 おっさん、誰、こいつ、って顔。誰呼んでるんだよ〜。たぶん韓国人ネットワークの世話人みたいな感じなのだろうか。
 で、病院に行くのか警察に行くのかもはっきりせんし、副隊長ももう帰ろうかって移動しようとしたら、やっぱり病院に連れて行って、って。
 あとから来た韓国人はタイ語ができて、聞いてみたら、おっさんはアパートの守衛と飲みに来て、いきなりそいつに殴られたとか。おそらく、ただ酒が飲めると思って守衛が来てみたら、韓国的飲み方を強要されたか、酔っぱらって言葉が通じないから嫌になって殴ったかだろうな。
 彼らが乗ってきたので、ハマさんは助手席に。で、窓全開で生脚観察を始めているし。いいなぁ。なんか韓国のおっさん、けがと汗とたばこと加齢の臭いで生ゴミの臭いしているし・・・・・・。
 搬送先はラマ9病院。到着後年齢だけ聞き忘れてたので、確認するまで、副隊長ら総勢4人のおっさんで体重量ったり、血圧計ったり、自動アルコール消毒器で手を洗ったり遊びまくる。最後、看護婦らは怒ったのか、話しかけても無視どころかこちらを見てもくれない
 ちなみに体重は97.2kgだった。ふぅ〜。