バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

そしてさよおなら

 いよいよ最後の時間。
 これは親であれ友人であれ、帰っていく人を見送るっていうのは寂しいもので。だから俺はタイのデパーチャーのフロアって好きじゃないんだよね。自分が帰るときもそうだし*1人が去っていくときもそうだし、なんか孤独になる。
 帰りの車の中でアムが「寂しいねぇ」って言ってたけど、本当、同じ気持ちだった。
 そして空港からの帰り道、もしくは到着したばかりのときもそうだけど、たいてい俺はいつもひとりだからなんか切なくてさ、「平成狸ぽんぽこ」の最後の歌を思い出してしまう。


 前にオカンが来たときに何にもない俺の部屋を見てあんまりにもミジメに見えたのか冷蔵庫とテレビを買ってくれた*2
 今回は特に何か買ってくれたわけではないけど、アムに服を買う金とかをくれたから、かなり助かった。部屋に戻ってきてお金をいろいろと計算したら、そのおかげでかなり貯金ができそうな感じだった。結婚式用にちゃんと貯金しろといわれたし、しなければならないし、定期預金でも開設しようかしらと思う今日この頃で。
 いろいろとありがとうございました。マジで。

*1:大好きなタイを離れるわけだし、何より旅行のときに日本に帰るときはそこに立っている時点では無一文だもんね。働かなきゃいかんわけでしょ

*2:何もないって本当に何もなかった。アパートの備え付けのベッドやクローゼットはあるけど。目に見える電化製品は扇風機くらいで、その他の俺の物って洗濯用のたらいくらいだった