バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

上海へ①

中国って広大だなぁ〜。

 仕事で上海へ。しかしホテルは工業団地がある松江というところらしく。当然マツエではなく中国語の読み方がある。聞いたけど忘れた。っていうかいったいどこよ、そこは。
 俺って何をやってもダメなタイプなんだけど、方向感覚というか道を憶えるのだけは得意。以前来たときは上海―松江間の高速道路は寝不足+二日酔いのために寝ていたし、今回は市内からではなく空港から直接向かったためルートが違ったのもあって料金所までは気がつかなかったけど、料金所渋滞で待っているとき、外の風景を見て「おや?」と。料金を払い終わって一発目の建物が目に入ったときにも「ひょっとして?」って。で、料金所から50mくらいのところを曲がったところで確信した。俺、来たことあるよ、ここ。この先に何があって、で次に何で、って見てたら本当にあってた。
 そんでこの時点で悟った。今回は遊べない。スンゲェ田舎のイメージがあって。
 ところが俺が以前見た範囲は通り1本程度のもので、実は結構栄えていた。やっぱ中国って広いんだなぁ。
 着いたホテルも30数階建てで、俺のホテルも23階。そんな高いところで寝たことないアルヨ〜。設備も豪華だしさ。素晴らしいね。
 さて、ホテル到着早々、現地の日本人の方に連れられて食事へ。場所は和食居酒屋。ま、顔ぶれが向こうもこちらも俺とジェネレーションが違うので仕方がないことなのかもしれないけど、とりあえず中華かどうか訊いてほしかった。訊かないのかなぁ、普通。俺だったら「タイ料理がいいですか? 何がいいですか?」って訊くけど。
 食事のあとはカラオケへ。タニヤみたいな日本人カラオケね。何が楽しいのか。演歌やら古い歌がじゃんじゃん飛び出す。
 その店は女の子が少なくて選べない。というよりか現地日本人の行きつけらしく、それぞれにはかわいい女の子がついてくる。俺にはまんが「ホワッツ・マイケル」に出てくる組長*1の愛人の猫にそっくりな女が来るし。しかも2ヶ月目で日本語もあまりできないし。いろいろ中国のことやこの辺のことを聞こうにも訊けやしない。なぜか店のトイレが線香くさかったのにも笑った。慣れるとだんだんよくなってくるのが不思議だ。

*1:渋い老猫で近所の野良猫たちには慕われているのだけど、家では思いっきり扱いが低い猫