バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

上海へ②

初めて見た扇風機型ヒーター

 朝からミーティング。その中に中国人のエンジニアがいたんだけど、中川家の弟に超そっくり。中国人のまねをしているようにしか見えなくて、笑いそうになった。
 途中工場内を見せてもらう。するとラインの各所に写真のような、扇風機の形をしたヒーターが使われていた。電気ヒーターなので、エアコンよりも経費がかからないのだそうだ。おもしろいねぇ。っていうか、日本にもああいうのあるの? もう日本の冬を覚えていないので・・・・・・。
 昼は昨日の居酒屋の宅配弁当。さあ夜は?
 和食。
 中華食わせろよ〜
 その店はあんまり客が入っていなかった。ランランというパンダみたいな名前のコロッコロした女の子とあきちゃんという田舎から出てきたばかりです! といった雰囲気のふたりの女の子しかウェイトレスがいない。しかし、中国の和食店はなぜ日本語の源氏名をつけるんだろうね、みんな。ランランは例外だが。
 あきちゃんは全然日本語ができない。話しかけても「不知道不知道」みたいなことを言うだけ。でもそのときの笑顔がムチャクチャかわいい。
 さて、そろそろ締めにしますかとなって、ひとりが明太子茶漬けを注文。が。明太子が入っていない。茶漬けじゃないっすか。ランランを呼ぶと、池にいる小魚を探す子どものようにしゃがみこんで茶碗を覗く。ランラン、「あ!」だって。スタスタと階段のところに行って下にいるあきちゃんに中国語でなんか言っている。そして名言が飛び出す。
「ペラペラペラペラ(中国語)、明太子没有〜!!」
 明太子ないよ〜って普通なんだけど、言い方が。今まで普通の感じだったのに、明太子の部分から急にどすが利いてさ。しかも、メンタイコメイヨーっていうフレーズがよくね?
 外にあったどローカルスーパーでやっとこさタバコを購入しタクシーでホテルへ。
 窓の外を見てたんだけど、道沿いにある比較的新しい商店がずらっと並んでるんだけど、何百メートルも途切れないのさ。要するに何百メートルもある平屋なんだけどさ、すげぇな〜、中国。でかい。
ホテルそばの交差点で止まったとき、何気なく見た店のひとつ。看板を見たら「阿呆用品」。なんだろう。どんなアホ用品を売ってるんだろう。すげぇな〜、中国。