バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

23:16 実はいた

 実はいけないクスリでちょっと体調を悪くした女の子(21)がいたわけで。
 ものすごい勢いでハンドルを回して回して狭い路地をUターン。
 現場に戻る。
 担架を持って部屋へ。
 女の子は息ができないと言って自分の姉に電話。そして姉がナレントーンへ通報したわけ。なぜ、最初に来たときは何もないとなったのか。わからん。
 女の子はフラフラで立ち上がれない。病院へは行かないと言っている。姉にまた電話。姉が説得中。姉と隊員が話す。病院へ連れて行ってほしいと。女の子、姉が来るのを待つ、と。姉は病院へ直行すると言うので、その点を言っても嫌だ嫌だの一点張り。姉が電話で説得。でも嫌だ嫌だ、と。
 何だこいつ。
 もう姉と隊員が電話をしているあたりから俺なんかは女の子の体をまじまじと観察したり、部屋の様子を窺ってみたり。結構かわいいし、スタイルはかなりいい。花マルをあげてもいいくらい。そして部屋がまたいい匂い。女の子の匂いだね。しかし! 壁には自分の写真がいっぱい飾ってある。うう、田舎者。間違いない。イサーン人か? かなり高い確率で夜のお仕事だな。顔を憶えておこう。
 そうこうしているうち、やっと折れて下に降りることに。
 ボスの車に乗って行ってしまった。さらば、かわい子ちゃん。