アムの誕生日

　本日はアムの誕生日で。
　いつも定時を5分くらい過ぎたあたりで帰るが、定時ぴったりにタイムカード。家族サービスですから。
　とりあえずカニが食いたいというので近くのシーフード屋に行こうと思ったが、雨が降りそうで、車で行けるところにしようと、火曜日に行ったばかりのステーキラオへ。
　なんか今日は手抜き感満点で。この前はたまたまよかったのか、よかったという印象が強く残ってしまってそう思ったのか。
　それでも変な店よりは全然よかったけどね。
　先日行ったときに気になった、フレッシュサーモンのナントカっていう料理。サーモンの刺身を辛く和えてあるらしく、試しに頼んでみる。だめだね。最初の一口目は凍っててルイベみたいなのかななんて思ってたら、二口目は凍ってない。三口目は凍ってなかった上に骨がある。思うに、冷凍保存していたただの切り身をぶった切ってヤム風に和えてきただけ。ただの切り身は刺身には向いてなかろう。ちょっと危険だ。
　エアコンが効いた部屋の中には猫がいて、うろうろ歩いている。食事が済んだあとまたやってきて、ネネちゃんを見上げている。で、いつものように、そうだ、何かあげよう!　と思い、テーブルに残っていたカエルのから揚げの骨をひとつ落とした。ばりばり平らげる猫ちゃん。よし、もうひとつ、と肉がまだついている部分を選んで落とそうとしたら、マネージャーらしき人がチラッとこっちを見た。下ろそうとしていた手を慌てて口へ。軽く齧って見せる俺。なんかチャップリンの映画で盗んで食べようとしたものを店員がふり返ってサッと戻すシーンがあったなぁ。アムは下に猫がまだいるのを知らないから、何やってんだコイツ、みたいな顔で見てるし。
　食後アソークのビッグエコーへ。
　金曜の夜だからというのもあるんだろうけど、結構人が入ってるのね。見た感じ、ほぼ満室だったと思う。
　ネネちゃんを俺とアムの間に座らせる。曲がはじまるとジッとテレビ画面を見上げているが、歌いはじめると、俺の顔をジロ〜ッと真顔で見続ける。なんか恥ずかしいのはなぜ?
　以前はなかったが、蔡依林の曲が10数曲入ってた。王心凌は5曲程度。
　1時間1部屋400バーツ。前に比べたらだいぶ安くなったような気がする。前は1人300バーツだったんじゃね?
　1時間半いて、ネネちゃんもぐずり出して帰宅。
　誕生日プレゼントは何も買ってないが、たぶんあとで服を買ってくれと言われるんだろうな。