いずこへ
さっき、というか、たった今の話だ。
今夜はメーカーさんと食事。スクムビット・ソイ19の夢路という居酒屋。先方は体調が悪いらしく早々に切り上げさっき帰ってきたわけ。
いつもなら丼物か麺類などで締めをする人なわけだけど、おにぎりのテイクアウトで、おとなしく。
俺も一緒になって頼んだ。鮭のおにぎり、2コ80バーツ。ほかに梅など全4種類から選択可。焼おにぎりも同じ値段でそこは不可解だけど、メニューに時間がかかるとあったので普通のおにぎりに。
焼にしておけばよかったのだ。
自宅に着いて、アムも食べるかなと思ったらいらないって。でもどういうのか見たくて隣に座ってた。
俺はパックの蓋を開けた。
すると
入っていたのは
白飯とおしんこ。
握れや!!!
たぶんメーカーさんの方には鮭しか入ってないと思う。明日すぐに電話しよう。どうなってるんだろう。
しかし。
おにぎり、いずこへ?
握ってくれよ、マジ。鮭入ってなくていいから、せめておにぎりの形にしてよ。
久々にド強烈な脱力感を覚えたわ。蓋開けた瞬間、間違いなく目が点になってたかと思う。状況もうまく飲み込めなかった。現実が想像をはるかに超えて理解不能、みたいな?
そのあとはもう笑ったね。笑うしかないんだもん。っていうか、ここにご飯があってメーカーさんのところに鮭があるところを想像したら、もっともっと笑えた。
あ〜あ。アメージング。
え? ご飯、どうしたって?
食ったよ。白飯だけで。