バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

いずこへ

 さっき、というか、たった今の話だ。
 今夜はメーカーさんと食事。スクムビット・ソイ19の夢路という居酒屋。先方は体調が悪いらしく早々に切り上げさっき帰ってきたわけ。
 いつもなら丼物か麺類などで締めをする人なわけだけど、おにぎりのテイクアウトで、おとなしく。
 俺も一緒になって頼んだ。鮭のおにぎり、2コ80バーツ。ほかに梅など全4種類から選択可。焼おにぎりも同じ値段でそこは不可解だけど、メニューに時間がかかるとあったので普通のおにぎりに。
 焼にしておけばよかったのだ。
 自宅に着いて、アムも食べるかなと思ったらいらないって。でもどういうのか見たくて隣に座ってた。
 俺はパックの蓋を開けた。
 すると














 入っていたのは














 白飯とおしんこ














 握れや!!!
 たぶんメーカーさんの方には鮭しか入ってないと思う。明日すぐに電話しよう。どうなってるんだろう。
 しかし。
 おにぎり、いずこへ?
 握ってくれよ、マジ。鮭入ってなくていいから、せめておにぎりの形にしてよ。
 久々にド強烈な脱力感を覚えたわ。蓋開けた瞬間、間違いなく目が点になってたかと思う。状況もうまく飲み込めなかった。現実が想像をはるかに超えて理解不能、みたいな?
 そのあとはもう笑ったね。笑うしかないんだもん。っていうか、ここにご飯があってメーカーさんのところに鮭があるところを想像したら、もっともっと笑えた
 あ〜あ。アメージング。
 え? ご飯、どうしたって?
 食ったよ。白飯だけで。