バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ようつべと本とネネと

父が避けて読んでいる画

 ハマさんからの情報で、YouTubeが見られるようになったとのことで確認したら、本当に見られるようになっていた。嬉しい。
 タイは昨年のクーデターから暫定政府であるし、そんなことの前から言論の自由というものが厳密にはない国だったので、よくサイトやらが見られないようにブロックされているということがよくある。実際言論の自由を認めるといろいろと矛盾してくる法律とかあるから認めきれないということは絶対にある。それを百歩譲ってありとしても、それでもやってはいけない領域に踏み込んで規制をしているように思う。
 今回YouTubeが規制の対象になったのは、アメリカだかオーストラリアの人がタイの王様に関する映像をアップしてて、それが王様を侮辱しているとかなんとかってタイは捉えて規制にしたわけ。
 これは仕方がない。
 確かに言論の自由から言うならありなのかもしれないけれど、他国の人がこの国の王様をとやかく言う筋合いはない。言ってはいけない
 で、YouTube側もタイカラの削除依頼に対応したらしく、やっとこさ見られるようになったわけだけど、削除に対応したのってスンゲェ前だったと思うけど?
 これで王心凌や蔡依林の映像が見られる。ふたりの誕生日(シンディ=9/5、ジョーリン=9/15)も目前なので、何か祭りがあるのではないかと期待しておるわけで。


 突然だけど、俺は本が大好きだ。
 本屋とかに行くともうニヤニヤしてしまう。そしてがっかりとする。あれもこれもほしいんだけど、そんなに買う金がない。そんな自分にがっかりするわけ。
 我が娘、ネネ嬢もわずか9ヶ月であるにもかかわらず、大の本好きであることが最近わかってきた。
 好奇心旺盛で、新しいものが好き。新しいおもちゃを見ると、もう古い方は捨てて、そっちばかりで遊ぶ。水のペットボトル、お皿、携帯。次から次へ新しいものを掴んでは叩いてはしゃぶってみる。
 しかし、どんなに夢中で遊んでいても、本を見るとまっすぐにハイハイで近づいてきてがっちりと掴み取る。そして放さない。
 今日も久しぶりに本棚から「13歳のハローワーク」を出してきて*1読んでいたら、後ろからペタペタと忍び寄るネネ嬢の姿が。
 そして。
 前に回りこみ立ち上がって本を覗いている。
 ただ覗いているのならいいけど、ページを鷲づかみにして引っぱるからなぁ。あれがなければまだいいんだけど。

*1:タイは特に本が高い。日本の価格の1.5倍から2倍以上はするんでない? だから新品はなかなか買えないので、本棚にある本を何度も読んだりする