バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

香港の方へ②

タクシーから撮った香港の夜

 8時に頼んでおいたモーニングコールは部屋の時計で7:40に鳴った。で、俺の携帯電話の時計は7:50。10分ずつ等間隔で時間がずれているよな。そういえば昨日紅磡から乗った列車内の時間も10分遅かった。いったい今何時なんだ?
 さて滞りなく仕事は午前中に終了しいろいろと話を聞いていたら、中国は道路作るのにも政府側の一存で立ち退きなんかは簡単に済むらしく。今まで何回か来た中国は共産圏であることを全く感じさせなかったし、上海で話した中国青年も政府が一党なだけでほとんど資本主義と変わらないと言っていた。でもやっぱり土地は結局権利を借りるだけだし、政府が決めたことは簡単に実行されてしまうんだね。すごいなぁと。帰りに駅まで送ってもらったときにも*1いろいろと教えてもらったけど、東莞市では中心部をバイク禁止にしてしまい、登録していたバイクは全て没収されたらしい。それも警察のお偉方がこの市へ視察に来てバイクの事故や引ったくりが多いから、だったらバイク禁止ね、っていう一言で決まったらしい。また、街中には交差点や直線道路にレーダーとカメラが設置されていて、信号無視やスピード違反を取り締まっているらしいが、一切予告や通知がなく始まったらしい。すごいよね。
 そうして駅について、香港へ。
 香港の駅についてイミグレで待ってたら日本人の小学生軍団に出会った。遠足かなんかなんだろうけど、先生大変だよね。誘拐とかだってあるだろうに。小学生たちはビザとか滞在資格があるのか、香港人と同じレーンで並んでた。したら学校の先生なのか旅行代理店の人なのか、中年のおっさんが「はいこちらの列が空きましたので後ろの方は何人かこちらへ来てください」って言ってた。これだったらここら辺も教育のレベルはあんまり高くないんだな。大人がこんなんじゃ終わってるよね。
 さて一昨日昨日とビールをこれでもかってほど飲んだからか、シッコがスンゲェ出る。30分もするとまたトイレに行きたくなるの。それなのにスターバックスなんか入っちゃったりね。というのは友人と会う約束をしててさ。それが18時で、紅磡に着いたのが16時前。行くところがなくてスタバ。何回トイレ行ったか。しかもオープンスペースだったから席を取られないかとか荷物取られないかとか大変。
 そのうち時間が経って友人に会えたけど、用事があるそうなので本当に立ち話をした程度で、じゃあまた今度ね、と。
 九龍にどうにか戻り、また電車で空港へ。
 飛行機の中でビデオをつけると、シンプソンズをやっててさ、あ、見たいな、と思ったけど斜め前の10代の白人の子がシリアスなドラマのチャンネルを見てるし、そんな横ではさすがにアニメは、とね。俺、30だもんね。なのでしかたがなく、レイニー・ヤンと台湾のめちゃイケ「総芸旗艦*2」の司会の人とかが出てる番組と日本語のシンガポールのレストラン紹介番組を交互に見てた。
 食事になって、グリーンカレーのご飯を食べてたらご飯がぽとりとチ●コの上に落ちてしまい熱くなってしまう*3。払ってたらスプーンも落としてしまい、なんていうか、23のときにスイス料理店に入ってワインとかボトルでオーダーしたり背伸びしたときに緊張しすぎてたのかウェイターに「リラックス!」って声をかけられたときくらい落ち着きがなかったと思う。そのあとトレーを片付けてもらうときに落としたスプーンを通路に蹴って、さもスチュアードが落としたように呼びとめて片付けてもらった。ミスター・ビーンみたいなことやってたな、俺。
 結局ビデオを見たりオーディオを聴いたりしながら、うつらうつらもせずにタイ到着。
 イミグレがスンゲェ混んでたから別のゲートへ行ったら*45分もかからずに終了。
 ネネちゃんはもう寝てるだろうなぁ。

*1:帰りの車はフィットだった。毎日自分が運転している車とは反対の運転席ってなんか不思議だった

*2:字合ってるかな?

*3:もちろんチン●はモロ出しはしていない。30ですから。ズボンの●ンコの上ってことね

*4:タイの国際線はBかCゲートに到着する。今回はBゲートだったが、Cの方へ勝手に行ってみた