バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

ネネの演説を見て感じた俺の不安と姉の不安の違い

 ハーフの子どもは喋り出しが遅いという。2ヶ国語を同時に聞くかららしい。実際日本の姉の子どもはネネちゃんより3週間早いだけだけれども、聞いたところによれば結構単語は話すらしい。ネネちゃんはまだはっきりと言うのはバイバイくらい。やっぱり遅いようだ。
 ただ、元気はあり余っているようで、アウアウなんか言っている。
 さっきアムの姉がやってきて、ちょうどそこでネネちゃんがベッドの上で演説をはじめた。アウアウ言ったり、キャーキャー叫んだり。身振り手振りもついている。いつも俺が遊んでいるときはよくこの演説みたいなのをやってて、へぇ、とか、ああそう、とか相槌を打ってあげているんだけど、今日のは観客が3人もいるので長くて動きが大きかったなぁ。
 それを見てアムの姉が不安になったらしい。
 霊が入ったのではないか?
 んなばかな。本気で不安になったらしい。
 でもちょうど俺も不安になっていた。不安の内容は違ったけど。
 この子は超天才児とか神の子とかで、実はこの言葉はパーリ語とかサンスクリット語とかで、地球にとっての大変な予言をしていたらどうしよう! と。
 無教養な親でごめんよ、ネネ。ごめんよ、人類!
 そんな不安にかられました。
 しかしこの演説、マジでスターウォーズとかの宇宙人の会話聞いてるみたいだよ。