バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

いつものビッグC

 ビッグCで買い物。
 その前に8番らーめんで食事。最近は五目らーめんにはまっている。ネネちゃんはざるらーめん。餃子の皮だけをいつも食べさせてたんだけど、どうやら肉の部分もかなりいけるようだ。アムは豚骨らーめんに砂糖を入れてた。
 いつもクーポン食堂や8番、まあほとんどのところでそうなんだけど、俺とアムは別々のタイミングで注文をする。ネネちゃんにあげている間に冷めちゃうからね。幸いアムはもろタイ人なわけで、熱いのはだめだからさ、冷めているくらいがちょうどいいんだけど、でも暖かい方がやっぱりいいよね。
 そんな折、ちょうどいつも見ているあるホームページに似たような話が載っていたから勝手に転載。

『冷めた料理』
ファミレスで思い出した。

数年前、不況で俺の勤める会社がヤバくなり、リストラされた。
すぐに再就職できると思っていたが、なかなか見つからず、
仕方なく親戚が支配人をやっているファミレスに三ヶ月ほどバイトすることになった。
その時、たくさんの家族連れやカップルを見てきたが、
子供の世話ってどの家族連れも母親がするもんなんだな。
暖かい食事を持っていっても、嫁さんは子供に食べさせたりして、
暖かかった皿はどんどん冷めていく。

逆に旦那は、子供が何をしようが嫁さんの飯が冷めようがお構いなしに自分の分を
平らげていく。旦那が食べ終わると、子供の世話をする人もいれば、
そのまま新聞なんかを読み出す人もいる。
どっちにせよ、暖かい食事を食べる嫁さんというのは、結構少ない。
多分、家でもこうなんだろうな。
もし、俺に子供が生まれて、外で食事する時は、俺も面倒みてやろう。
嫁さんに暖かい食事を食べさせてやろう。
そう思った。

それからしばらくして、俺は前より給料は安いものの、
それなりに待遇の良い会社へ再就職した。そして子供にも恵まれた。
ファミレスに食べにいった時、子供の世話をする嫁さんとその皿を見てふと思い出した。
「あぁ。俺、あの時の旦那と同じことしてるな」と。
「俺が面倒みるから、お前、先に食えよ」そういうと嫁さんは驚いた顔をした。
家にいても滅多に子供の面倒をみることもないから。
嫁さんは「悪いから・・・」といったが「いいから。ほら」と嫁の手から娘用のスプーンを取り、娘に食べさせた。
嫁は小さく「ありがとう」と言い、暖かい食事を食べ始めた。
嫁はいつもより早口で食事をし、俺と交替した。
俺の手からスプーンを受け取る時、「ありがとう・・・本当にありがとうね」と何故か涙ぐんでいた。
俺の皿には冷めた料理がのっていたが、それでも美味く感じた。

 2chコピペ保存道場(http://2chcopipe.blog122.fc2.com/)から。
 ここ、かなりおもしろい。笑った話やいい話、泣ける話とか2ちゃんねるから抜粋してきてる。掲示板だからいろいろな人がいると思うけど、2ちゃんねるって結構おもしろいな、と印象が変わる。
 上の話の人のような優しい気持ちがあるわけではないけどね。でも、いつまでもそういうとこは憶えておきたいよね。というつもりで、ま、メモ代わりに転載したというか。


 買い物が終わって帰ろうと思ったら、アホみたいに渋滞。
 普段5分で帰れるところが55分。なんなんだ、この交通事情は。