バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

妹たちと和食

におい嗅いでる・・・・・・

 今日は休み。チュラロンコーン大王の祝日。映画「王様と私」の王様のこと。今でもとても慕われている王様。
 アムは5人姉弟。姉、アム、弟に妹ふたり。一番下は今年からバンコクの工業高校みたいなのに入学。下から2番目の妹もまだ高校生。
 このふたりの妹はもう訛りがすごい。弟もそうだな。タイ語初心者は聞き取れないだろうね。
 今タイの学校は前期と後期の中間休み。日本でいうと秋休みかね。現在バンコクは渋滞が少なく、とても快適。理由はこの中間休み。これが終わる来週以降はまたひどいことになるだろうね。
 2番目の妹も休みを利用して母親と一緒に上京。びっくりするのは、来週の帰郷は妹ひとり。アムの母はバンコクに残り、菓子売りとなって暮らすんだと。妹たちの父親はずっとバンコクで働いているので、そこで一緒に暮らすんだと。
 タイの家庭事情もすごいが、身軽さもまたさすがだ。
 さて、そんなわけでうちにいる間くらいはいいもの食って帰ってもらおうと、なにが食べたい? と。シーフード、イサーン料理、洒落たタイ料理、あとは和食。
 和食と聞いてテンションは最高潮。コラート在住で、コラート市内にも和食屋が何軒かあるのだが、市内から約100kmも離れたところに住んでいるのでマクドナルドすらない。なので、和食を食べたとこともないし、和食を食べたということ自体が田舎に帰って自慢になるらしい
 テンションが高かったのはここまで。
 アムとアムの母、そしてこの妹は乗り物にものすごく弱い。
 和食と言ってもここら辺にはないので、車でスクムビット・ソイ26の寅次郎に行くことになったわけで、到着時、死んでた。といっても、20分くらいだけだったのにね。
 さて、入り口そばの座敷を確保し、注文。
 ハマさんが電話番号を訊いたあの子もいるが・・・・・・。おいおい、なんかよそよそしい。というか、冷たい感じ。その子自身はちらりと笑顔を見せてくれたのだが、ほかの女の子は妙に冷たい目で俺を見ている。なに、俺が子どもと嫁を連れているのがいけなかった? 俺は電話番号訊いてないし・・・・・・。太って外れない指輪もついておろうが。もしくはハマさんが電話をまだしていないことにどういうわけ? という冷たい目?
 妹たちはやっぱり若いからか、刺身サラダとかも普通に食べるし、アムとは違う。逞しく生きるんだろうな、こいつら。
 写真は右が一番下の妹で左が田舎から来た方。右の方はもういろいろと奢っているし、寅次郎も2回目。なのに、におい嗅いでる・・・・・・。