バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

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 翌日がバンコク都知事選挙のため、アルコール類の販売ができない。なので、おそらく今日は静かだろうと。
 で、ホント何もなかった。
 しかし、寒い。寒すぎる。ポロシャツの上に厚手の長袖フリースジャンパーを着てユニフォームという出で立ちなのに。
 ハマさんは俺よりは薄着だが長袖Tシャツを下に着ている。ほかの人たちは普通に半袖。寒いのか? 日本の方が寒いんじゃないか、なんて言いつつ、彼らは座ってられないらしくてうろうろうろうろしてた。
 どうやら中国の方から寒波が来ているらしく、タイ北部方面では氷点下まで下がっているところもあるようだ。バンコクは17度前後らしく、15日までこの寒さが続くらしい。
 ボスが正月のサンティカの火事の話をしてくる。
 というのは、本部で亡くなった日本人が俺だと勘違いした人がかなりいたらしく、ちょっと騒ぎになったようだ。田しか合ってないが、タイ人には日本人の名前は覚えられないのでそう勘違いしたようだ。
 日本人は単語の頭を憶えていたり、略称に使ったりするものだが、タイ人は末尾の方を憶えていたりする。日本人の名前に限ってなのかもしれないが。知り合いのタイ人の子どもが「トモキ」と「トモミ」でそれぞれタイ人側家族にはキ、ミと呼ばれてた。
 それで、ダ、だけ聞いてみんな俺かと。知っている日本人もそう多くないようなので。
 3時前にはボスも副隊長も帰ってしまい、俺らも帰るか、と。
 で、家に帰ったらどうやら風邪をひいてしまったようで、布団を被っても寒い。震える感じというか、寒気がする。
 一番の厚着だったのに。