バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タイの子どもの日

 今日はタイのこどもの日、らしく。
 そんなことより、昨夜からむちゃくちゃ寒いんだがどういうことよ。12月中もそこそこ気温が低かったが、それよりも寒いじゃないか。陽が照っているところでも半袖ではいられないってどういうことだよ。


 さて、今日もシーコンスクエアのYOYO LANDへ。
 とりあえずすごい人。子どもの数が半端じゃない。前回の初来場のときはすごいいっぱいだなぁと思ったものだが、それの10倍くらいの数。通路で詰まってる。
 で、前回同様、また腹が痛くなる。アムに、毎回毎回嫌がらせか? と罵られながら、紙を車から持ってくるのだったと後悔。また便座シートで、と思ってたらちゃんとティッシュだった。気まぐれだなぁ。
 ネネちゃんは小さすぎて遊べるところがないので、前回同様ハイハイでも入れるところへ。30分40バーツ。前回はちょっと遊んだだけで飛びだしてしまい、アムは、ネネちゃんはこういうのは好きじゃない、と言っていたが、30分余裕でオーバーして泣きながら出てきたくらいだ。絶対アムの遊ばせ方が悪い。奥に滑り台とか乗り物があるのに知らなかったに違いない。


 ネネちゃんはもう何でも自分でやりたがる。どこか歩いててもついてくるなとか、滑り台とかも危ないから手を貸そうとすると怒り狂う。
 今日も朝、シーコンへ来る前にアムが支度している間公園で遊んでいたとき。滑り台からさっと来るんで危ないからと手を出しら、パイ!(向こうに行け!)って。んで、冗談でまた手を出したら、ギャーギャー指さして喚いたあと、ぶつぶつ何かいいながらまた階段上って滑ってた。完璧にひとりでやりたかったのに手を出されて台無しだとぶつぶつ言っていたのかと。
 そういえば昨日夕方も近くのショッピングセンターのMKでタイスキ食べて、ネネちゃんをアスレチックに連れて行ったら、何ひとつにも手を出させないように威嚇された。暇だからボールプールにひとつだけあった風船にボールをぶつけて遊んでたら、小学生の男の子たちも参加してきて、だんだんヒートアップして収拾つかなくなった。

 で、気がついたらネネちゃんは滑り台に乗って、ほかの男の子がやったように上から飛び降りようとしていた。危ない。止めたら倒れ込んで怒り狂ってた。仕方がないので、見えないところで支えたりしてたら、係の人が来て、まだヒートアップしている風船ボールぶつけに対し怒ってた。ちらっと振り返ったら、男の子たちはみんな俺を見てた。批難の目っていうんだね、あれ。ネネが危ないから仕方があるまい。それに、世の中要領だ、要領。危険を察知して逃げるという要領が大切だ。


 とにかく何でも自分でやりたがるし、やりたいことが達成されないと怒り狂う。
 『子育てハッピーエッセンス』(明橋大二著 1万年堂出版)によると、そういうのは自立心の現れなんだそうだ。
 確かにネネちゃんは自立心旺盛だよ。先の滑り台の件もそうだし、食事のときも自分でスプーンとフォークと箸を使っているし。
 今日、携帯電話の支払いに行ったらアムがモック品を見てて、当然ネネちゃんも手に取りたがる。でも棚に届かない。抱っこしてあげようとしても自分でやると。いや、届かないでしょう。
 ネネちゃんはまだ小さいので、そういう距離感とか大きさ感がいまいち。姉にもらった人形の靴下とか帽子を自分が履きたいと言って聞かないし、滑り台とかどう見ても俺は乗れないのに乗れと言って乗らないと怒る。
 そんで無理矢理抱っこしたら、連れてかれると勘違いしたのかものすごい声で叫びはじめた。これは連れ出さねばと、ネネちゃんは墓穴を掘った形で出ることに。
 したら、ものすごい勢いで爪を立てて俺の顔をつまんでねじってきた。超痛い・・・・・・。このひりひり感は確実に傷になってるし。そのあとも腕を引っ掻いてきたり、挙げ句は肩に噛みついたりしてきて大騒ぎ。通りがかりのおばあちゃんが風船をくれて治まった。おばあちゃん、ナイスです。
 ネネちゃんは時々危険だ。


 踊りが好きで、どこにいてもとりあえず音楽があれば踊り出す。
 国歌でも踊るからね。
 アムがタイ語の歌を歌ったりすると節目節目でポーズを取ったりする。
 誰が教えたわけでもないのに、おもしろいなぁ。
 一応何度か聴いている歌はある程度憶えているのか、末尾の部分だけ一緒に発音したりする。日本語の歌も同じ。
 アムも何度も童謡を聴いていれば多少憶えるようだ。
 たとえばげんこつ山のタヌキさん。耳で憶えているだけだが。
♪エンコツ山のタウキさん、おっぱい飲んで、ねんねして、だっおしておんうして股の下♪
 最後なんて?