バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

台湾向けの取材

寺の本尊 タイホンコン

 取材を受けました。台湾向け、という情報しかなく、今度は台湾メディアデビュー? と。愛しの蔡依林の目にとまる可能性が! なんてちょっと楽しみにしながらレスキュー本部へ。
 テンション上がりすぎて入り口を間違えそうになった。階段に車で進入しかけた。
 これまでボランティア隊員の部署は4階にあったが、新館ができて移動をいろいろとした結果、なぜか休館地下の隅に追いやられてた。
 さて、取材だが台湾メディアではなく、某大学のレポートとして報徳堂の活動を取り上げ、その中でボランティアに外国人やイスラム教の人がいるので取材をしたいと、ただそれだけだった。輔仁大学とかであれば、たしか依林ちんが出ている大学のはずなんだが、全然知らないし。よく聞けば台北ではなく台中とか。依林チンの目にとまらないよね。
 しかもインタビューはタイ語で。
「ちょっと待って。あなたはタイ人ですか、台湾人ですか?」
 と俺。
 タイ人です。
 以前報徳堂が経営するフアチアウ大学で中国語を学び、卒業後台湾の大学に留学したと。
 大変失礼で申し訳ないのだが、俺のテンション激下がり
 で、いろいろと訊かれたが、やっぱり難しい単語とかはわからない。
 それから、レコーダーに録音するだけでメモも取らないから、同じことなんかも訊くし。
 終了後本部の人と話してたら、ボランティアのどっかの所属の連中がいて、タカダとか馴れ馴れしく呼ばれる。本部のPC内に芸能人と本部の人が一緒に写っている写真がトラックに踏まれてぐちゃぐちゃの死体とかと一緒に保存されている。うちのアムが大好きなアム・パチャラパーとかのもあるし。
「どれかほしい写真ある?」
「あ、じゃあアムのちょうだいよ。うちの嫁が好きなんだ」
「いいよ、じゃ、とりあえずアム・パチャラパーに確認取ってみるわ」
 それが言いたかっただけじゃんか。