バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

結婚記念日 3年目

スクムビット・ソイ33「金太郎」

 今日結婚記念日だった。タイのでの。
 というわけで24日の俺の誕生日と合わせて焼き肉に行こうと。アムが日式焼き肉をかなり気に入り。アムを連れて帰った日本で、2回とも実家のそばの焼き肉屋に連れて行って、何気に気に入ってたらしく、それでこの前トラジという焼き肉屋に連れてった。それでさらに気に入ったようだ。
 しかし、アムとアムの妹と行ってもなんかつまらないなと思い、Yoshiさんを誘って行った。
 今回はスクムビット・ソイ33にある金太郎というお店。赤坂にもあるという店で、トラジ同様、タイでは韓国人が経営している店。結構評判がよく、Yoshiさん曰くハマさんのバンコク1番の焼き肉屋さん。
 予約なしでも座敷席座れるだろうと思っていたが座れない。どうしようかと思ったがそこはタイ。子連れには優しいので、会計が終わった座敷席を優先的に譲ってくれた。
 がしがしと食べる。アムはタレはトラジの方がいいと言っていたが、俺はどこに行っても塩でしか食わないのでまあどちらも同じくらいおいしいと思った。
 我々男はビールからマッコルリに移り、ゆるゆると食べる。
 アムは豚肉がこの店はうまいと言う。これはトラジの方がいいかな。っていうか、トラジで豚、食べたっけ? 金太郎の豚は味付きみたいになってて、ムーガタみたいでどうかと思った。決してまずくはないが、豚肉こそシンプルに切ってくれてればいいのではないかと。
 最初、Yoshiさんに緊張していたのかおとなしめに座っていたネネも徐々に慣れが入ってきて、サービスで付いてくるキャベツの千切りサラダをいつものように鷲掴みでもりもり食べはじめ、終いには俺とYoshiさんの間に座りだした。
 で。
 少女時代のGeeGeeという曲を俺の携帯にMP3化して入れていたやつをかけはじめ、踊りを披露。しかも2回も。ちゃんとは踊れないけれども、ポイントポイントは押さえてあり、知っている人から見たらちゃんと踊れているとわかるだろう。それほどヘビーに見ているので。ヘビーに見る、これは俺の遺伝
 さらにゲームを開きプレーしているところをYoshiさんに見ているように強いる
 慣れを通り越している・・・・・・。
 全部で5600バーツ。本当は結婚記念日なので奢ろうと思っていたのだが、妹のことを計算に入れるのを忘れていたため恥ずかしながら割り勘でお願いする。それでひとり1400バーツだから、まあ高いといえば高いし、安いといえば安い。
 アムの妹はそれこそ人見知りが激しいので一言も喋っていなかった。牛タンが気に入ったようだ。あと、やっぱり若いのでユッケとかアムは敬遠するが果敢にも食べたり。そういえば刺身とかも食べてたな。タイ人は刺身もそうだしユッケとか生肉とかも「ええ〜?」って言う。気持ち悪いって意味でね。でも、グンチェーナンプラーというえびのたたきとか、ゴイヌアっていう生肉のサラダもあるんだけどなぁ。ゴイヌアなんか生肉と生の内臓とかに血を混ぜるんだぜ。そっちの方がどうかと思うけど。
 今回の結婚記念日は3周年。実は知り合った前後の経緯を一番知っているのがYoshiさんで、3年ってそんなもんだっけ? と。籍を入れたのが3年前で、ちょうど同時にネネの妊娠がわかったから、ネネのその年の誕生日の年齢が同じ。今年アムが29歳で、23になるときに会ったので、知り合ってからはもう6年にもなる。よくもまぁ・・・・・・。
 さて食後。
 フジスーパーにより買い物。アポロとたけのこの里、エビスビールの普通のやつと黒の。ハーフ&ハーフにしようと思って。アポロは酔っぱらったときに見ると絶対に買ってしまう。子どもころから好きで、でも子どものときは100円のお菓子とか高くて手が出なかったじゃない? それで今になって買ってしまうんだね。ベビーチョコもそう。
 アポロで思い出したけど、俺が小さいころってジュースとかって出かけたときにしか飲めなかったよなぁ。ファミレスとかに行くなんてなったらそれこそ一大イベントだったものだ。今は豊かになったものだ。外国なんてのもハワイくらいしか知らなかったし、それだって100人に聞きましたで勝たなければ行けないところだと思ってた。それがこうして外国にいて外人と一緒に暮らしてるんだもんな。
 人生の不思議を感じた結婚記念日でした。