バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

0:24 傷害事件発生

 ホワイクワンの運動場で傷害事件が発生した模様。かなりの重傷だそうだ。
 そして出動へ。
 みんな、乗れ乗れと言ったけど、赤色灯つけて走りたかったので「無理無理、乗れない乗れない」って言って俺の車で出動。
 ハマさんとふたりでハイテンション。「緊急車両通ります! 緊急車両通ります!」なんて叫んでみたり。追い越し、逆走でじゃんじゃん走る。音もほしいなぁ。
 運動場までの間で生脚天国を通ったんだが、ハマさんとふたりで生脚ウォッチングに夢中に。
 現場に着いたらほかの車がわんさか到着している。っていうか、チーム全員集まって来ちゃっているじゃないか。
 車を道路脇に停めて、運動場の中へ。

 被害者(十代の少年か)の体や頭の下には大量の血だまり。息も不規則だし、本当にやばい状態で、現場もかなり混乱。報徳堂のメンバーは訓練もされているし場数も踏んでいるので慣れているが、それでも対応に困っているほど重傷。野次馬とかラマ9レスキューの入ったばかりの隊員とかは興奮して余計なことをするのでさらに現場は混乱。
 担架をとりあえず持ってこいというので取りに行ったが副隊長の車がいない。いったい誰が運ぶんだ、と戻ったら、ハマさんらは向こうにも負傷者がいるというので走っている。重傷者にはみんながついているし、俺もハマさんたちの方に行こうと走ったが、電灯がなく真っ暗闇でどこに行ったかわからない。
 俺、運動場のど真ん中でひとり迷子
 そこへイケメンの彼女、本職看護婦、が現れて、向こうは軽傷だからいい、というので重傷者の方へ戻る。
 現場は以前混乱。頭の傷から脳がはみ出ているとかそんな誤報が飛び交ってしまったり。
 近くにいた保健省の救急車が到着して、なんとか搬送。
 そして現場撤収。