バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

無線機とパフラットとNHRと

NHR スラット

 全部昨日の話。


 パフラットに用事があったので、ハマさんと無線機をついでに見に行く。
 ラマ9レスキューなどの交信に使う赤い無線を買おうと前々からハマさんが考えてて、そのうち来なければなぁなんて。
 そんで見に来たら俺もほしくなって、本部とかとの交信用の黒い無線を買った。スペンダーというメーカーで、付属のアンテナはすぐに壊れるし、300バーツのアンテナも買って3290バーツ。
 衝動買い。
 次のレスキューが楽しみだ。でもまあ、まずはやれ高いとかみんなに言われるんだろうな。




 パフラット通りは無線屋さんのすぐそば。小さいショッピングモールみたいなのがある。初めてタイに来た次の日に寄ったっけか。初めて来たときに早速報徳堂の本部を見に行こうとしたんだけど場所がわからなくてタクシーとかに言っても全然通じないから、かねてから確認が取れていた義徳堂の支所、ラマ4世通りとシープラヤの交差点のところに行き、そこから歩いてカオサンまで帰った。コースはヤワラーを通ってきたのでここに出たんだね。このショッピングモールの特徴はなんと言っても、外にぐるりと囲んで開いているスポーツショップアメリカンのスポーツショップとでも言うのかな。つまり銃砲店ね。ショットガンとかナイフとか並んでいるんだけど、全部本物だからね。
 パフラットはインド人街として有名で、布の市場にもなっている。インド綿がメインのようで、タイの綿より品質がいいらしい。よくわからんけど。
 姉に頼まれて捜しものを。
 で、次の予定の関係でみつけるにはみつけて、ほかはあまり見なかった。以前アムと来たときには少ししか見ていなかったしそれほど大きいイメージはなかったけど、今回見て回ったら思ったよりも大きくて、今度またじくりと見に来たい場所。どうやら18時ごろには全部閉まってしまうみたい。
 トイレに寄ろうと向かいのセントラルデパートに。でも中身が変わってた。ロゴとかはセントラルグループのロゴなんだが。
 そういえばアムと前に来たのはもう4年くらい前だったか。まだ結婚する前で、初めて日本に連れて行くときに、やっぱり姉に頼まれものをしたからだったわ。






 さて、ここからがメインのお話。
 NHR業界にシーザー・ハマが殴り込みをかけると聞いて、誰が黙って家にいられようか。
 というわけで行って参りました、NHR。
 NHRはバンコクの夜遊び好きならば一度は耳にしたことがろうかと。そう、ノー・ハンド・レストラン。ま、NHRって言って通じるのは昨日行ったメンバーだけだと思うけど。
 ノーハンドとは?
 メニューの絵を見ていただければおおよそ想像がつくかと思われ。

 そういうことです。女の子が隣に座って食べさせてくれるということです。これ思いついた奴、奇才でしょ。どんな発想だか。
 バンコクで有名なNHRはギャラクシーというところ。一番有名なのはラマ4世通り、パッポン向かいのモンティエンホテルのところからホアランポーン寺寄りにあるギャラクシー。今もあるのかどうかは知らないけど。ちょいと高いらしいね。
 今回はシーザーの人脈のひとり、タニヤのガイドの兄ちゃんの紹介。シーザー、つき合いの幅が違います
 そういえばシーザー・ハマは先週神的な発言をしたんで、もう今俺の一番の尊敬の人。先日のブログで台湾の双子歌手、BY2の話の続きで、彼女たちのブログ内にタンクトップにホットパンツという、なんとも素晴らしい写真が掲載されていたのね。17歳で子どもだけど、姿は生脚ファンを充分に魅了するもの。で、シーザーに、17歳ですがホットパンツの鏡です! ってメールした。俺はそのとき一言も左の女の子の太ももがエロい! なんて思っただけで書いていないのよ。そんで、返信されたメールにはピンポイントでその左の子の太ももを絶賛してた。本当にプロだよ。生脚のプロ。
 さて。
 場所はラマ6世通りソイ29奥。スラットという店で、ぱっと見はただのレストラン。ペッブリー通りの起点のあたりで、カオサン方面から競馬場を過ぎて高架に乗ると左手に見えるところ。
 シーザーの事前調査によりもしかしたら高いかも、と。人を見て値段を設定する可能性があるみたい。実際メニューには値段が書かれていない。加藤登紀子みたいなママに訊けば、えび、かに、鶏肉のメニューは高いって。鶏肉がなぜ? という感があるが、ひと皿およそ300バーツから400バーツくらい。高いと言えば高いしそれほど高くもないし。ヤムウンセンとか普通のは? と訊くと200バーツくらい。高っ。それは高いよ。というか、くらい、ってなんだよ、くらいって。部屋代は料理を頼んだらただだって。
 それから大事な女の子の料金。一時間60バーツ。安っ! そしてお○ぱいを出すのは200バーツで、下半身は300バーツ、上に部屋があって部屋代が500バーツで女の子との×××代に1000バーツだと。
 NHR。つまり食べさせてもらいながら、空いている手で触れ、ということで。もちろん触らなくてもいいし、脱がさなくてもいいし。
 今回初めて来てわかったことがふたつ。
 食事しながらおっぱいは触れない。というか、触る気にならない。結局4人で行って誰も触らなかったもの。
 それから、手を使わないと食った気がしない
 事前に料金が高いかもという情報と共に、酒の持ち込みが可能だというので、セブンでレッドラベルを買って入った。俺とシーザーだけ約束の時間よりも1時間も早く来てしまい、最初はビールでお話。男ふたりで。

 刑務所みたいな部屋。最初建物の古さにびっくりしたが、部屋に入ったときの驚愕に比べたら。窓はないわ、暗いわ、狭いわ。くつ脱いで、掘りごたつ式だしね。

 蒸しピーナッツ。大丈夫か、これ。
 そして友人とYoshiさん登場。友人はインドネシアの田舎で日本語を教えているプロの日本語教師。公用で行っているからパスポートも緑色の公用のもの。昨日初めて見たわ。
 それからトキ子が女の子を連れて現れる。意外とかわいい。建物が古かったのでとんでもないのが来るかと思ったら意外とかわいい。最初Yoshiさんの隣に来たのは17歳。それは、やばいでしょ。でも、予約のお客さんがいるのかすぐにいなくなったけど。あとは19歳とか20歳とか。
 女の子同士の会話が聞いたことがない言葉。訊くと北部出身だというが。俺の横に来た女の子はチェンマイだって。友人の横についたことは案の定ビルマ人。シーザーについた子と最初の17歳はタイヤイ族って言ってたっけか。中国国内にいるタイ族の女の子なんだって。だからタイ語に似ているけど違う。17歳のあとにYoshiさんのところに来たのはメーサイ出身だってさ。みんな店に搾取されているんだろうなぁ。
 ミャンマー人の女の子だけがせっせとピーナッツを剥いては友人に食べさせている。NHRしてます。シーザーらの女の子は剥くだけ剥いていて、食べさせるわけでもなく皿にためている。俺の横の女の子は剥きもしない。これじゃHRじゃないか。そんでやっと動き出したかと思うと箸でピーナッツを。ほかはみんな手で食べさせているのに。しばらくして料理登場。ひと皿ひと皿が大きい。特に豆腐とのりのスープは確実に10人分はあるでかさ。メインディッシュかよ。味はまあまずくもなくうまくもなく。それから上で書いたけど、手を使わないと食べた気がしないし、食欲もわかない。豚肉の唐揚げとかはいいんだけど、スープなんかは食べづらいしさ。一応せっせと食べさせてくれるんだけど、なんかおいしくなくなってくるんだよね。飯は自分のペースで食べたいよね。そうなると勢い飲み続けるようになっちゃう。女の子らも一応飲むんだけど、これまた強いんだよね。そうなるとまた飲んじゃう。
 さて、食後。
 そのとき、シーザーが動いた
 200バーツを出す。女の子はタンクトップを脱ごうとする。それを制止するシーザー。一同が見守る中、シーザーは言った。
ブラだけはずして、タンクトップは脱がないで
 神はいつでも神だったよ。
 200バーツは女の子にまるまる入るようなので、我々も同じようにブラだけはずしてもらう。でも、あれだな。生脚パトロールなどがおもしろいのは届かないからであって、届くところにそれがあっても別にどうということはないんだよね。結局触ることもせずに、ひたすら飲んでただけ。
 そのとき、再びシーザーが動いた
 肩を抱いて親父トークで女の子をからかっていたシーザー。急に女の子と寝そべり出す
 神はいつまでも神だったわ。
 思いの外飲み過ぎてしまい、久しぶりに泥酔したわ。そのあとタニヤのカラオケに行ったけど、死んでた。ちゃんと家に帰れたのが不思議。俺が電話したのかアムが電話してきたのか、家に着いたらネネまで起きてきてたし。
 いやあ、NHR、おもしろいわ。たぶん、もう行かないけど。
 会計ひとり1500バーツくらい? 酔っぱらっててそこまで憶えてないわ。
 ただ、ちゃんとした酒だったので、今朝10時に叩き起こされたけど二日酔いになってなかったわ。いつもタニヤの酒とかではちょっと酔ったな程度で二日酔い必至なのに。やっぱタニヤの酒も変な酒なんだろうな。
 今日は3食カノムジーンだった。最近アムがカノムジーンのカレーみたいなスープを憶えてよく作るんだけど、これが結構おいしいんだよね。