幼稚園とDVDデッキと山崎パンと
今日は幼稚園見学に行ってきた。
シーナカリンにあるシンガポールのインターナショナル校。前からここにあるのは知ってたけど、英語と中国語では家帰ってきてから使えないし、どうしたものかと思ってて、見に行こうとはあまり考えていなかった。それに、同じコンドミニアムでそこに子どもを入れた人に聞いたところ数十万バーツかかってって。
ところが最近になってそんなにしないという人もいれば、もっとかかるという人もいて、これは1度見に行ってもいいのではないかということになって。
で、実際行ってみたらすごくよかったね。学費も前に見に行ったところよりちょっとだけ高かった。前に見に行ったところは1学期49000バーツくらいなので年間98000バーツ程度。このシンガポール校は1学期が57000バーツ。
しかし。
シンガポールも3学期制なんだね。なので、年間17万バーツくらい。とするとひと月14000バーツくらいかね。その前に見に行ったタイ系インターだと月換算で8500バーツくらいだから、まあものすごい差があるわけでもなさそう。日系の幼稚園だと月2万バーツとからしいし。
学年がちょっとタイと日本のとは違うみたい。学年のはじまりも9月からだし、アメリカっぽいのかな? クラスには先生がふたりずついて、タイ人の先生自体がそれほど多くなくて、白人の先生が多かったな。中国人の先生もいたし。幼稚園クラスの最初から中国語と英語がメインになるみたい。
セキュリティーもちゃんとしてて、入学時に登録した人以外は迎えに来てはいけないんだって。タイ人なんかはそんなん無視して親戚とかに代わりに迎えに行かせたりするけど、そんなときも事前連絡がないと絶対に引き渡さないって。事前連絡があっても、迎えに来た人が身分証明書を持っていなかったらそれもだめだって。普通に当たり前なんだけど、タイではそういうのがないからね、なかなか。
かなり気に入ったんだけど、学費とその後がなぁ。学費は払えないわけではないけど、来年の脱サラはかなり厳しくなる。それから、ここは日本とタイの小学校でいうところの6年生までしかないので、中学はまた探さなければならなくなる。英語がメインになると、中学からタイの学校っていうのもなかなか難しいだろうし、かといって欧米系のインターナショナル校に入れるってもそれこそ生活レベルが違う人が行くところだし。1学期数十万バーツとかするらしいし。そのころにそんだけの稼ぎがあればいいけど。
中国語と英語とタイ語と日本語ができれば、かっこいいよなぁ。
幼稚園見学のあと、DVDデッキを交換してもらいにビッグCに行った。1年保証だからね。
したら、まさかのシチュエーションに遭遇。
返品しようとしているその商品をお客さんに売ろうとしているところ。
商品を出してきてコンセントに繋いで作動チェックまではじめているし。
ちょっと悪いんで、ほかの店員を棚の影で呼んだが、そいつに訊け、だって。暇なんだからおまえがやれよ、と。所詮ビッグCの店員だな。
で、また棚の影からその客に見えないように小声で、これ、壊れたんだけど、って。今来る? って顔された。
最悪というかよかったというか、その客はそれを買うことにしたらしい。で、俺らの横を通ればすぐにキャッシャーなのに、わざわざ遠回りをして俺らを避けてキャッシャーに案内してた。
それで交換になったが、新品2台ともDVD読めない。3台目でOKだった。考えてみたら作動チェックのとき、さっきの客もそうだけど、DVD入れないんだよね。USBのスティックを入れてチェックしてた。
シャーマンだめだ。
店員も、これ全然だめなんだよね、差額払えば別のメーカーの機械と交換してもいいよ、だって。おいおい。
安物は本当にだめだ。
とはいえ、今現在金がないから結局同じものをもらってきた。どうせ1年保証だから。この1年間は交換しまくり、シャーマン社の改善努力のきっかけになれば、なんて。
バンナーのビッグCには山崎パンがある。ちゃんとそこで焼いているし、日本のパン屋ほどおいしくはないけど、そこそこ。
ただ、あまり客は来てない感じ。コラートのザ・モールにある山崎パンはいつも大盛況なのに。
タイ人は基本的にパンが好きじゃないのかな。それともおいしいパンがなかったからパンを食べる習慣がないのか。
ラオスもカンボジアもあんなにおいしいパンがあるっていうのに、それがタイまで入ってこない、国境のところですら入ってこないっていうのが不思議。
パンのおいしさを知らないなんて、タイ人はひとつ損をしているね。
ここ数年でコーヒーとか飲む習慣が定着してきているから、そのうちパンもおいしいのが広まるんじゃないかな。広まるといいね。