バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

雨とドアノブと取材と

 雨季かよ。乾季じゃないのかよ、って感じに雨が降るね。
 サボった日も出かける前に雨が降っていたし、昨日の夜も雨が降った。今日も夕方はずっと怪しい雲行きでちょこっとだけ降ったし。
 車、洗わないでよかった。先週ワックスかけようかと思ってたんだよね。




 今日は18時から某フリーコピー*1の取材の手伝い。
 だったのに、21時に変更。
 それで、いったん家へ帰ったんだが、アムはコンドのお母さん仲間の誕生日パーティーでいない。トイザラスでラジコン買ったのに、誕生日はお母さんの方だった。アムは知っていたのかどうかは知らんが。少なくともラジコンの600バーツは取り返すつもり。
 時間があるので、ネネの誕生日のときに破壊された小さい寝室のドアノブを直そうとネットで直し方を調べた。プッシュしてロックがかかり、部屋の中から回せば解除されるタイプなんだけど、誕生日のときにそのラジコン買ってやった子がガチャガチャやってくれたもんだからロックが解除されなくなった。そとから鍵で回せばドアは開く。でも、毎回鍵を使うのも面倒だから、ネネの指が挟まらないように買ったスポンジのストッパーで半開きで放置していた。いい加減直そうと重い腰を上げて。
 で、ノブの外し方を初めて知り、ドアの前とパソコンの前を行ったり来たりしながらなんとか取り外す。
 ユニットを外して弄ってみてもどうも壊れているようではない。かちかち何度も弄って大丈夫だろうと。
 んで、元に戻して鍵をかちかち入れてはノブを回すと、ちゃんと鍵はぽこんと戻るし、これでOKと工具箱を足で外に押し出して、試しにドアを閉めてみた。
 あ、開かない・・・・・・
 閉じ込められたやんけ!
 どうしよう・・・・・・。
 と、思ってたらプラスとマイナスのドライバーはこっちに転がってた。よかった〜。
 そんで外したら勢いでノブのユニットが外に落ちた。ま、いっか。
 ユニットが落ちただけだし、ってドア押したらまだ開かないし。壁側にある穴に引っかかる爪の部分のユニットは別で、それがまだドアの側面に残っているのね。引っぱってみても抜けないし・・・・・・。
 大ピンチじゃ。
 これは窓から通りがかりの人に声をかけるしかないな。4階でよかった、と思っていたが、さっき玄関のドアにチェーンかけたのを思い出す。蹴破られたくないなあ。
 そんで、別の方法を考えていたら、ポケットにペンチがあった。ありがとう、さっきの俺
 時間になったので、もう放置で。ドアノブ買ってこなければならんな。






 取材先はスクムビット・ソイ33の雪月花。
 ただの居酒屋なんだけど、周りがカラオケとかどちらかというと白人向けのバーが建ち並ぶエリアで、雰囲気が独特。
 写真撮る連中とがまだ来ていなくて、外で待ってたんだが、その雪月花の上のカラオケのお姉ちゃんたちが代わる代わる話しかけてくる。ちょっとうざいね。
 そしてメンバー集合して店に入ったら肝心のママさんがまだ来ていない。どうなっているんだよ・・・・・・。
 店は小さめ。従業員は一応日本語ができるというサーブが4人。正直年齢はかなり高そうだが、ひとりだけ20歳前後と見られる子がいて、そこそこかわいかった。メニューも多からず少なからずで、値段的には刺身系はちょっと割高な印象を受けたけど、それ以外は普通かちょっと安いくらいじゃないだろうか。
 待っている間、以前に寄稿した刺青の特集とコラートに帰郷したときの小さいコラムが掲載された号を持ってきてもらってたので、それを確認した。1回分のつもりで書いた刺青特集は2号に渡って掲載されてた。それから、小さいコラムで書いたつもりのものが、特集記事として掲載されてた。タイトルを送り忘れてたんだけど、その号の表紙にも中の記事にもタイトルがなかった。日本人の編集というかアートワークを作る人がいるはずなのに。ただ作っているだけなんだな。世の中には言われたことしかできない人っているし、そういう人がクリエイティブの世界にいて恥ずかしくないっていうのが、別の意味で生きる勇気を与えてくれるね。
 ママさんは約束の時間から1時間経っても来ない。とりあえず電話で料理の指示があったみたいで、それらの料理とか店の写真を撮り始める。びっくりなのは、料理の写真を三脚なしで撮ってたことかね。いいカメラを使っているのにもったいない。そもそも日本語のフリーコピーに日本人がほとんど絡んでいないっていうのが、な。
 実は22時には終わるだろうと思ってたもんで、ハマさんやYさんらと約束をしてしまってて。禁酒禁遊中なんだが。で、ママさん来て終わったのが23時ちょい前。まったく。
 ハマさんらがいるフジスーパーのソイの入り口にあるアイリッシュパブへ。急ぎ足で向かっている間、そこらの白人向けバーの女の子とかの顔をチェックしてみたら、かわいいというか美人系が多いような気がした。タイにいる白人の男は両極端で、ありえんくらいに真っ黒で不細工なのか、焼き肉屋なら「超極上」と冠せられるくらいの女の子を連れている。極上の方はここら辺でみつけているじゃなかろうか。タイ語学校に行ってたころに2、3回来たことがあるけど、飲み代が少々高いし、当時はゴーゴーのようなうるさいところが好きだったからあまりいい印象がなかった。今度はこういうところに来てみようか。ここならアムのアンテナも圏外だろうし。
 アイリッシュパブはすでに料理のオーダーはストップ。今日は朝一に客先行って、昼も食べる時間がなくて、取材も3品だけ一口ずつしか食べてないし。キルケニーはよかった。きめ細かい泡で。最近ギネスより好きだな。
 映像系で今タイは世界の注目だとYさんが言ってて、映像系といえば映像系の仕事をしているハマさんもそういった情報を知ってて、ハマさんとタイの違う一面を見た気がした。今度ハマさんの会社も取材させてもらおうということになったし、オタクなYさんに今後いろいろな記事ネタを紹介してもらえそうだったし、禁酒を破って来た甲斐があった。ハマさんは体調悪いのか酔っぱらっているのか、なんか様子が変だった。俺がしらふだからそう見えたのだろうか。
 それから、ハマさんの知人のAさんに会いにナナへ。久々のナナプラザ。そして、久々のナナの屋台ハンバーガー。うまかった。いつものエッグバーガー+チーズ(100バーツ)を食べた。
 なんか、ナナプラザの入り口にたむろする立ちんぼたちが多いのは相変わらずだったけど、見渡す限りおかまちゃんだった。
 入ったのはレインボー4。なんかスンゲェ見てくる女の子がいて、バカラの不細工ちゃんに似てたからハマさんに、あれ、不細工ちゃんじゃね? って訊いたら、
バカラのは半端なく不細工だから違うでしょ
 だって真顔で。残酷です。
 それから、ステージ前のカウンターに座ってて、俺らの向かいの日本人のいい年のおっさんがつけている女の子が、蔡依林に似てた。よく言えばね。普通に言うとシーサケットかロイエット面なんだけど。目と眉毛が蔡依林かな。ハマさんはぶっ飛ばされるんじゃないかってくらい凝視し始めてたので注意しておいた。
 そこに寝ているはずのアムから電話がかかってきてしまい、俺だけ先に帰ることに。
 そういえば、入り口入って右のステージ側に座ってたんだけど、見たら左のステージではすっぽんぽんか上半身裸の女の子ばかりが踊ってた。また解禁になったのかな?

*1:もう前の日記で名前出しているかもしれないけど