バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

タニヤに行った

 勤め先の本社から偉い人が来て食事に行った。最初はスクムビット・ソイ16のバリーラオだったが、途中でその偉い人がまだ偉くなかったころに付き合いがあった某家電メーカーの人がタイに来ているということを思いだし、飲むことになった。それでタニヤのまとい茶屋へ移動。某家電メーカーの人はこちらで副社長になっているんだけど、気さくでいい人だった。
 そのあとまとい茶屋の日本人のお勧めのカラオケに行った。
 なんか来たことあるなと思ってたら、シナモンという店で、自宅のパソコンを組んでくれたGさんがそこのチーママと仲良くしていたということで何度かついて行ったところだった。結局そのチーママが別の店に移ったことで行かなくなって、もう知っている人もあまりいない。もう2年くらい行っていないのではないかしら。店の女社長が来たことあるかと話しかけてきたが、前にいたチーママの誰それと知り合いで何回か来たって言っても、あなたの名前は? って話がかみ合わなくてイライラした。社長と会ったことないし、聞いたって知っているわけがない。たまにみんなのうしろについてただけだし。そのあとママさんが来て、久しぶりだねぇ、って。名前は憶えていないみたいだけど。俺もなんとなく顔を憶えてたくらい。
 選んだ子が19歳でコラート県人だった。コラートの出身がどこかって訊いてみたけど、地図で見てコラートの右隣がサラブリーで北がブリーラムって感じのこと言ってたので、詳しく訊くのはあきらめた。
 前に来たことあるかって話になって、もう知っている人はいないなあ、と。そういえば2年くらい前によく17歳の女の子と話してたなあ、と。今19くらいのはずだから、同い年のよしみで友だちでは? と。名前が思い出せない。そしたら○○ちゃんじゃない? って言われて思い出した。確かにその子だ。今接客中だ、と個室を指して。そのあとトイレから戻るときにドアが開いてその子が出てきた。向こうは忘れているみたいだった。なんか予想通りジャストくらいにケバくなってて、悲しかった。結構かわいい子だったからお客さんもいっぱいついてどんどん金入ってすれていってるのかもしれんなあ。
 偉い人がいるからとりあえず1曲だけでも歌って濁しておくかとカラオケを歌った。こういうときは必ずブームの風になりたいを歌う。長くなく早くなく暗くなく。歌ったのは最後だったんだが、みんな点数が50点台とかのところ97を叩き出す。でも、女の子ひとりしか気が付いてくれなかった。そのあと話すこともないしロソを歌ったりしてた。一緒に歌えって女の子にマイク渡したら信じられないほど音痴で、ママさんに止められてた。個室がなくてフロアだったからってのもあるけど、初めて見たよ、止められている奴。