バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

初めてのタニヤ

 今日こそはアルコールを控えようと思ってたら、急な指名を受けてタニヤでお客さんとサシで飲みに。
 タニヤの裏手、愛の近くにある「道」という店。ここ、いいねえ。おいしかったし、料理もそれほど高くないし。とにかく雰囲気もよかった。たばこも吸えるようで、喫煙者にはとてもいいのではないかしら。
 9時くらいには解散し、ひとりに。帰ろうと思ったけど、ハマさんがいたら合流しようと電話した。のがいけなかったんだな。今考えると。
 電話しているところで、昨年末に瞬間的にハマったジュジュクラブの女の子が、ファミマの上のクイーンズフェザーとかなんとかいうわりと新しい店に最近移ってたようで、下で会った。それをハマさんに言ったら、ひとりで行け、とか、そういう遊びもいいんじゃないか、とそそのかされ。ゴーゴーとかならひとりで行けるけど*1、カラオケはひとりで行こうとも思ったこともないわ。たまにみんなで行ったときにひとりの人とか見かけるけど、どうして!? って思うくらいだったのに。
 でも、道で焼酎をロックでふたりで空にしているからね。酔いが回ってたんだと思う。もしくは、実はその時点で体内のアルコール許容範囲はマックスに達していたのに、認識だけ遅れてたんだろうな。
 ハマさんと電話切って、その子と話して誘ってくれたら行こうと。で、やっぱひとりだから入るかって訊かれないんだね、これが。最後自分から、あの〜入っていいですか? って。
 入ってから、ビール奢ったりしてて、その子が、カラオケで85点以上取れば店がテキーラだかウォッカを無料で付けてくれるからそれを飲みたい、と言い出す。いや〜、無理でしょう? ところがその子が言うには今までのお客さんで86以下を出した人がいない、って。その得点設定がそうなってるから歌えば必ず当たるからって。
 歌ったよ。ひとりで行ってカラオケなんて! おっさんだと思ってた行為。っていうか、ひとりでカラオケに入るって時点で、もう初めての体験。久しぶりに「初」という冠を付けられる行動に出たわ。しかも2曲歌ったからね。
 結果は68点と54点。得点設定、嘘じゃねえかよ。
 途中おじさんとタイ人が入ってきて、残りの女の子にまとめて奢ってて、つけた女の子が、最初は客がついて安心してた感じだったのが、向こうの集まりの方が良さそうだなあ、なんて顔をし出したので、40分くらいで切り上げた。
 ここからが酷かった。
 近くのスーパークイーンの仲よくしている子が寄って行けというので寄ってしまった。ひとりだったんで個室には入らず、1階の女の子がいっぱいいるところの席。ここでも歌ってたからなあ。相当酔ってたわ。ちなみに点数は42点だったのは憶えている。酷いな。カラオケ歌っているときに女の子は席立ってしまって、俺、ひとりなのに歌ってたんだぜ。恥ずかしい。

*1:元々ひとり旅で行ってたくらいだからゴーゴーは俺の中で元はひとりで行くところだった