危機一髪の逃走劇

　チャチェンサオ方面からの帰り。午前中K.M.42辺りに用事があって、昼前までにアソークに戻らねばならず、バンナー-トラッドの高速を猛ダッシュ。140kmくらいでぶっ飛ばしてた。
　時々外環道のガンチャナピセークの料金所でカメラを構えてスピード違反をしている警官がいる。この料金所の先は降り口もなく、バンナーの料金所になってしまうのでね。
　があああっと走ってて、遠くから見てもいないからそのまま走ってたら、料金所の屋根の下にいやがった。今日は陽が照ってたので暑かったんだろうか。
　終わった。確実にやられた。コラートとかで捕まると200バーツとか100バーツ程度の田舎料金なんだが、バンコクの高速では1000バーツとか取られるらしい。俺はまだ経験がないけど、会社の日本不法滞在12年のTさんは1000バーツを取られたって愚痴ってたことがあったと記憶している。
　1000はきついよ。今月はネネの幼稚園の払いもあるというのに!
　料金所で高速代を払っているときも、警官が何人か無線で入ってくるナンバーを見ながら該当車を端に寄せて捕まえている。高速のこの取り締まりの場合、賄賂も通じない。
　俺の番になった。料金を払っている間、警官がごっつこっちを見ている。終わった。今回は間違いなく終わった。俺の高速違反童貞も喪失の瞬間だ。
　と。
　隣のレーンの黒のトヨタ・カムリ。無謀にも逃げようとしている。
　すると警官が何人かカムリの前に立ちふさがり。
　っていうか、俺の前、がら空きぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!
　今じゃぁぁぁぁぁぁぁ!
　今度は俺が猛ダッシュで逃走。
　危ねぇ。ギリ逃げた。っていうか、これ後日違反切符来たりしないよね。最近タイにも登場したオービスでもないし。
　まあ、実際は引っかかってなかったのだと内心では信じているよ。
　そういえば去年の今頃だか、今年に入ってからだったか、ペッブリー県でオービスに引っかかり400バーツだったか800バーツ請求されたが、あれってもし払わなかったらどうなんだろ。素直に払ったけど。ローンで車を買うと、住所が労働許可証の住所になっていることってあるし。もし会社辞めてたら請求書が来ないしね。どうなんだろ。残念ながら今のフリードはビザの関係で自宅住所になってしまっているけどね。