バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

嬉し恥ずかし

 なんか、書いていい内容なのかどうか。恥ずかしい話なんだけど。
 太りすぎているからかなんなのか、内股が蒸れて痒くなる。これはいわゆる水虫の一種のようなものかと。
 小さいころはテレビとかで水虫は治らないとか普通に言われてたからその印象がまだあって、できるだけ清潔にしたり、ベビーパウダーみたいなのを塗って乾燥するように努めてただけで、病院にも行かなかった。3年くらいかな。
 で、先週医者に行ったら即治るっていうのを知って、早速、昨日のアムの検診のあとに行ってきた。
 この件は恥ずかしかったので書くつもりはなかったんだけど、このあとに起きたことがどうしても書きたい体験になってしまったんで。
 外でしばらく待ってたら診察室に呼ばれた。
 したら、女の先生で。女医っすよ、女医。しかも俺とそんなに歳が変わらない感じで、背が高くて、結構美人。
「どうしました」
 まあ、当然訊かれるわな。
「その、まあ、この辺がときどき痒くなるんで」
「脱いで」
 そうだけど、さあ。男の先生いないんかいな。しかも、脱いで、が早い。
 こっからよ。
 看護婦の前でも? どんなプレイよ、なんて思ってたら、カーテンをしゃっと引かれてカーテンの中は女医と俺だけに。
 って、先生、仁王立ちで「はい、脱いで、早く」って。
 ベルト外したらすとんってズボンが落ちた。状況的に完璧。
 微妙な距離を保ちつつ、ドSな感じで命じておいて一瞥して立ち去る先生。
 トランクス一丁で、足首まで下がったズボン、トランクスの下を軽く持ち上げてギリ片玉見せて立ち尽くす33歳男。
 なんか、屈辱。なんか、刺激的。
 その後これはなんとかって病状で、薬飲めばすぐ治ると言われ、そんなことよりこれとこれは日本語でなんというのか、と化粧品の名前を訊かれ。知らんと言ったらメールアドレス渡されて調べて送ってくれと。どこまでSなんだこの人。
 ヤフーのアドレスの末尾がTHじゃなくてUKなのはS的自慢だろうか。
 家帰って調べて返信した。
 19日にまた会いに行く……。