夜、姪っ子たちが帰国していった。
ネネは数日前から今日は何日? って訊いてて。夕飯のときは、もう遅いから飛行機はないと思う、とか言ってた。
タイにいると去っていくことより置いてかれることが圧倒的に多いから寂しい。
チェックインが終わってイミグレのガラス越しにネネはずっと手を振っていた。
そして、駐車場に向かう間、週末はピンおばちゃん(アムの姉)が来るから、って言ってた。泣くかなと思っていたけど、我慢していたんだと思う。だっこしながら、みんな帰っちゃって寂しいね、って言ったら、こくりと頷いていた。