引き寄せの法則

　友人でありライバルである小林ていじくんがよく引き寄せの法則ということを言う。
　で、この前キンドル・ストアを見ていたら、引き寄せの法則の完訳版というのが300円で出ていた。どうも、これは19世紀末に書かれた本で、世界の大富豪はこの本を読んで自分を高めた的なことが言われているのね。
　最近の自己啓発的な本はしょうもないことを延々と書いていたり、著者のセミナーの集客用の本だったりともうね、ひどいわけ。そこに結論はなく、当たり障りのないことだったり、詳しく知りたければセミナーに来いとか頭おかしいじゃねえのか?　という感じ。
　でも、これだけ昔のなら、ちゃんとしているだろうと。300円だし買ってみようかなと。ちなみに自己啓発的な本はちゃんと買ったことはない。人からもらったりしたものばかり。だから、ある意味、初めてってことはないけど、久しぶりにちゃんと手にした自己啓発本なわけで。
　結論から言うと、ふたつの本が書けるかなと思ったよ。ひとつは「学習能力をつけよう」。もうひとつは自己啓発本に惑わされない自己啓発本」。
　引き寄せの法則は確かに実体験でも感じていたし、そうだなとは思うんだけど、あんなに長く書く必要あるか?　と。数ページで終わるだろ。
　そして、自己啓発本はだめだってわかってんだから、買うなよな、俺!　という意味で学習能力について。
　マジ、時間返せよな。