酒って恐いな

　先日、久しぶりにスリウォンの鳥波多に行った。去年くらいからスリウォン辺りはGダイの打ち合わせか、鳥波多しか用事がなく。スクムビットに鳥波多ができたらGダイ以外に用事がなくなり、8月からはほとんど行ってない状態だった。今回は久しぶりにスリウォン店に行って、日本酒を大量に飲み、かなり酔っ払った。タニヤで2時間飲み、パッポンに移動しふたりで4000バーツという、明らかにボラれた会計が来た。
　で、昨晩の話。
　取材後にちょっとパッポンに寄って、エレクトリックブルーに。用事のある女の子がいたので。30分も話さないで出てきて帰ろうとしていたら、フードランド横のビアバーから俺を呼ぶ声。そこで、ああ、となんとなく思ったわけ。というのは、パッポンでボラれたあとにどっか寄ったのは憶えてて、しかも女の子とラインも交換していて、何回かスタンプが来てた。そいつだった。
　確かに入った。それは憶えている。でも、どれくらいいたのかとか、なにを飲んだのか全然わからない。名前もわからないし。いろいろ聞いたら、1時間はいたみたい。俺も少しだけ思い出して、シーサケットの子だ、と言ったら、そうそうと喜んでくれた。でも、名前なんだっけ、って訊いたら、殴られた。向こうは俺がサムットプラカン住まいであること、ライターであること、その他諸々をちゃんと知っていた。俺が話したんだろうけど、そんなことは全然憶えていないし、恐くなった。俺はその子のことがほとんどわからないのに、向こうは全部知っているの。恐いわ。
　あと、恐いと言えば、それだけ泥酔しながら、よくもまあ強盗に遭ったり、カメラなくしたりしないで帰れたものだ。
　日本酒はヤバいね、ホント。