バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

今日は出動の日・・・

レスキューは本隊員は月4日の休みがある*1。月の半分が日勤で半分が夜勤。2班あるから、月の前半が日勤なら後半が夜勤となる。ただし大災害があったら勤務体制に関係なく出動となる。特にバンコクのポーテクトゥング*2とルアムガタンユーは大災害時には地方へも出動する。記憶に新しいスマトラ沖地震津波ではプーケットへ、バンコクへは最小限の隊員を残し、出動した。
俺らボランティア隊は1日おきに担当日となる。今月は偶数日が担当。
現在、バンコクのレスキュー活動は警察の指導より担当エリアが定められている。ちょっと前までは、死体に最初にタッチしたレスキューがその現場を仕切る、というルールがあって、猛烈なスピードで現場に急行するのがレスキューの姿だった。レスキューは市民からの寄付で成り立ち、現場を数多く担当し新聞やテレビに出ればさらに多くの金が集まるため*3、とにかく急行する。そんなのだから、死体現場に急ぐあまり事故って死んじまう隊員が何件も出た。それで警察が担当エリアを定めて、競争しないようにした。
実はどこからどこまでかというのは俺もわかっていないのだが、1日おきにバンコクの北と南で担当エリアの交代をする。つまり、今月でいうと偶数日が北側が報徳堂、南がルアムガタンユー。奇数日は逆となる。
俺の所属するチーム名は「ヌア10(北10)」。ボランティア隊員は年数回の募集に登録する*4。そのときに希望の警察署を指定し、その管轄のチームに配属となる*5。俺はホワイクワン署の隊員。でもチームはホワイクワン、スティサンなど3つの警察署*6の担当で、そのエリア内を関係なく走り回っている。
出勤時間は平日は夜9時ごろから3時ごろまで。金土など休日前の夜は明け方まで。
本当は今日、担当日だけど、休んじゃう。知人が来タイ中なもので・・・・・・。

*1:約週1ってことか

*2:報徳堂のことね

*3:タイ人が単純なのか、メディアに出れば出るほど金が集まったらしい

*4:実際は1回しかないときもある。欠員が出たら

*5:口コミで募集がかかるため、ほとんどの場合チームの誰かと知り合いになるのが先で、登録時にそのチームの担当の警察署を指定することになる

*6:もう1つ、なんだっけ? マジ、ド忘れ