2:32 現場到着
現場は小さなアパートの前。細い路地の中。
現場にはすでに警察と報徳堂のメンバーの車も到着。ボスもいた。って、あれ? 体調悪くて入院していたのでは? 坊主になってるし。出家してたんかい*1。ボスの息子*2も坊主になってた。眉も剃ってるから出家なのか単に短くしたのか一目瞭然なわけで。
被害者は17歳の少年。
俺が見る限りでは即死の模様。というのは血が全く出ていないから*3。
友人らしき男の子も現れる。死体に泣きついている。
死体動かしちゃってるし。警官もとりあえず容認しているところがすごい。現場保存の認識がかなり薄い。確かに日本より検挙率が低いだろうが、とりあえずは逮捕したりしているんだから、ま、その土地のやり方ってのがあるんだろうけど。
野次馬も最接近で死体から30センチのところまで近づいてくる。
俺が到着したときはすでに白い布が被せられていた。
まず俺が到着して、俺が写真を撮るために布を取ると、少し散っていた野次馬がワサワサ集まってきた。また布をするとサァァァと離れていく。で、テレビ局が来て布をはずすとワサワサワサって。新聞社が来て・・・・・・。餌に群がる金魚だね。見世物だし。タイではやっぱり死ねないなぁ。