バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

カウボーイ

 タイ語学校時代からの年嵩の友人K氏に借金をやっと返済。7月ごろに借りて、8月から3回に分けて返しますと約束して早半年。一銭も返さないのはさすがにまずいので一括返済。少し言い訳をさしてもらうと、お互い都合がつかなくてなかなか会えなかったというのもあるんですが・・・・・・。
 その後、K氏は明日からチェンマイに行くというので帰った。
 で、俺とハマさんでとあるバーを探してスクムビット・ソイ22を歩き回る。
 とあるバーというのは、なんでもピッチピチの女子大生みたいなシャツにノーブラというユニフォームの店があるということで。外道かなんかに書いてあったような。それによると、ピッチピチのおかげでボタンとボタンの間が広がって、横乳が丸見え、とのこと。
 ナイスです。
 しかし、全然見つからない。俺の読み間違いだったか?
 そしてM君とA君が合流して、ソイ22のクイーンズプラザとかなんとかいうビアバー街の一番外の店でとりあえず1杯。
 すると外が騒がしくなってて。ぎゃーぎゃー叫んでる声がずっと聞こえてたんだけど、なんか面倒くさくてふり返る気もしてなくて。でも見たら人がいっぱいになってるし。
 俺ってホント江戸っ子なんでね。やじ馬なんすよ。するするっと警官やらそのほかのやじ馬らが集まるところへ入り込む。
 路地の奥で人が倒れてる。バイタクの兄ちゃんに何があったのか訊くと「ハヌマンが入った」とのこと。ハヌマンってヒンズーかなんかの神様の一人でしょ?
 神、降臨じゃないですか。
 すばらしい瞬間に立ち会ったね。マジ。
 で、まあ、神が降臨したって俺らの暇がつぶれるわけでもなく、これからどうしようか、と。
 ソイ22から歩いてカウボーイへ行くことに。ええ!! 俺、シッコしたいのに。
 どうにかがんばって歩いたけど、やっぱり店までは持ちそうにない。なので、ソイ23の入り口にあるホテルなのかコンドミニアムなのかよくわからんけど、そこに入る。トイレの表示が左ってなってて、左に曲がったらガラスの壁だった。
 テッテレ〜。ドッキリの大成功の音楽が聞こえたね。
 今回はとにかく一番最初に「アナタ〜」って声をかけられた店に入ろうと決めてて。
 バカラを過ぎてドールハウス辺りに来ても誰にも声をかけられない。手を引かれることもないし。おいおい、今日はどうしたんだい?
 そんな中、やっとひとりのお姉ちゃんが控えめに「アナタ〜」って。
 第一アナタ〜に遭遇!!
 ということで入ったのはカウボーイ2。全くの初めての店でよかった。全然かわいい子もいないし。なんかひとり近づいてきて「あなたの名前はタカシ?」とかって超意味不明。「そうそう」とか俺も言っちゃって。したら俺の肩を揉みはじめた。なんだコイツ? その間別に会話を交わすわけでもなく。そのうちその子が踊る番に。俺にスンゲェ申し訳なさそうな顔で「踊りに行かなきゃ」って。勝手に行けよ。
 そして次に行ったのがティーラックの隣辺り。とにかく日本語で声をかけてきたところでと決めて。なんか声をかけてきたのは共通の友人にB型肝炎を染した女らしく。でもB型肝炎ってどうやって感染するの? ゴムをしないでやるとかな? 経口感染ならゴーゴーとかでも遊べないよね。ま、俺は遊ばないからいいけど。←マジ。
 久しぶりに見たトップレス&スッポンポン。白人は知らんけど、日本人はああいうのに萌えないよね。チラリズムがいいんだよ。この前行ったスティサンは最初タニヤ嬢みたいな服を着てて、踊る時間になると急に下着になるのね。そういうのって、いいよね。なんか鼻血が出そうになるよね。
 次にハマさんの戦場、テーメーカフェへ。
 スンゲェ人。男もそうだし女もいっぱい。結構かわいい子いるもんねぇ。
 日本人も結構多かった。
 ずっと前に「私の名前はラストサムライ」って言ってた女の子が後ろに立ってた。前は、友だちの通訳係みたいなので来てるのかなって思ったら、そうではなさそうだった。あ、そうだったのね、って思った。妙に切ない気持ちになったのはなぜ?
 A君がフードランドに買い物に行くというのでついて行く。
 途中でホイットニー・ヒューストンに会う*1
 この時点で夜中2時過ぎ。
 アムに怒られる前に電話で何かほしいものを訊いて機嫌をとっておこうと思って。したら、寝てた。墓穴を掘った感じ?

*1:もちろん本物ではないし。単に黒人で、恐らく彼女もホイットニーを若干意識した髪型にしている、というだけであったけど