1:27 病院着。お母さんに電話を・・・・・・。
戦勝記念塔のラーチャウィティー病院へ到着。
今日は係の人のフットワークが悪く、俺はベッドを押して救急処置室へ。
被害者がかなり虚ろになった目で何か言い出す。
「もうダメだ。僕はもうダメです。もう耐えられません。すいません、母に電話してください。僕はもうダメです。番号は02・・・・・・・です。お願いです。電話してください」
って。電話番号も言えるくらいだから意識レベルはしっかりしているでしょうが。
「ダメじゃないでしょう。もう病院についてるんだから。気をしっかり持てよ。オカンに来るように電話しといてやるから」
それでワラワラと医者や看護婦が集まってきて手術が開始された。チ○コに管を突っこまれてた。鳥肌がたったね。
彼から電話番号を聞いて携帯に打っているとき、手がすごい震えてた。なんか悲しくなった。恐かったんじゃない。こういった事件は何度か見ているし、死体とかだったらもっと酷いのを見てきたから。
ダッシュよ、ダッシュ!! GSから現場まで約30m程度。5回走ったじゃない? 計約150m。危ねぇ。あと50mで限界走行距離に達するところだった。危うく俺が搬送されるところだった。
オカンに電話しても誰も出ねぇ。何度電話しても出ない。他の人も電話してみたけど出ない。PCT*1も出ない。たぶん警察から連絡があってもう家を出たんじゃないだろうか*2。