バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

両親が日本から4

 実は昨夜中華街に行ったのはそのあとタイ国の中央駅、ホアランポーン駅を見にいくためだったわけで。アムが体調不良のために行けなかったので、今日行きましょうかと。
 まずは線路脇で市場をやっていて、列車が来ると避ける売り子たちがいるというところはどこかと。ウォンウェンヤイ? ピンクラオのバンコク・ノーイではないはずなのでとりあえずウォンウェンヤイ駅へ向かう。というか地図でしか見たことがないのでうる覚えで車を走らせる。俺はデブで勉強もできないけど、ふたつだけ誇れるものがあって。それは乗り物に全然酔わないのと方向感覚。地図で1、2回見ればだいたい1、2年は道を忘れない。1回通ったら10年は忘れない。全然知らない場所でも雰囲気で行くべき方向がわかる。ちなみに高校中退したてのころバイク便で大活躍してましたよ(←俺が言ってるだけかもしれないけど)。問題なく駅へ到着。でも、この駅から港町のマハチャイへ向かう途中にその市場はあるんじゃなかったかしら? 汚い駅を見て終了。
 次にホアランポーン駅へ。ホアランポーン駅はここ数年でみるみるきれいに。前は立ちの悪い自称ガイドがぶっちぎりに法外な値段で切符を売ってたりしたけど、今はそうでもないみたい。写真をバシバシ撮っても怒られないし。列車の中へも連れていって見せてあげる。俺の列車じゃないけどさ。
 次にどこに行こうか、と。何もアイデアがなく、ジムトンプソンの家へ。初めて行ったけど、以外にいいね。ガイドが必ずついていて、日本語で説明してくれて。でも、今回のガイドの女の子はまだ入ったばっかりらしくてあんまり日本語がうまくない。オカンとか、え? とか、は? って顔を何回もしてた。かわいいから許すけど*1。中でもウケたのが、中庭のところに連れていかれて、向こうを指しながら「あちらの建物は○○を展示するために現在改装中です。そして、こちらの建物はアユタヤの暮らしの絵を飾るために最近改装されました」って言うところ。改築状況かよ。全然美術品と関係ないじゃんか。あとでご自由にご覧ください、って言ってたしさ。
 結構いい時間になってて、お腹が減ったので、またまたMBKへ。目の前だしね。3階のズバリ「小龍包」という名の店へ。サービスは中途半端でムカつくけど味はいい。結構いけるので、たま〜に来る店。焼き餃子もスープがぴゅっぴゅっと飛び出るほどジューシー。一度白いシャツにかかってへこんだくらい。
 またMBKをぶらぶらして、とりあえずホテルへ帰る。
 しばしの休憩後アムの提案で、ワートレ前のドラゴンシーフードへ。ここ数日の頼みすぎて食べ過ぎからやっと最終日前日になって学習。少量ずつ注文。エビの丸焼きがかなりいけてた。ここは若干高いけど、味が伴ってるので俺は納得の店。客が外人ばかりなので店員もそこそこ気が利くし。
 今夜はアムのそこそこ調子がいいので、ちょっと1杯飲みに行こうかと。なので今夜はルンピニー公園裏のサラシン通りにあるブラウンシュガーへ。大人なパブでいいんじゃないかしら。実はここはアムと初めて出かけたときに来た店。あのころは今より給料が半分もなくてかなり貧しかった時期。タバコも買えないでいて、この店でアムに「あれ? タバコは?」って訊かれて「ああ、やめた」って言って、そのおかげでつい最近までの2年ほど禁煙していたわけで。ま、気張ってやめようとしていたわけじゃなくて酒を飲めばもらいタバコをしたり、元々そんなに好きじゃないからヘビーでもなかったし、何の苦痛もなかったけど。最近隠れてレスキューのときとか吸ってて、また復活してしまったけど。いつでもやめようと思えばやめれる自信があるので*2
 アムは基本的に人に合わせないので、途中帰りたくなったらしく、帰ろう帰ろうとブツブツブツブツ言い出す始末。
 仕方ない。帰りますか。

*1:ガイドのことね

*2:これと同様に自分に最も適したダイエットを知っているのでいつでもやせようと思えばやせられるって思ってたけど、今はそれもしんどいのでは?