バンコクとタイ家族のこととくだらない話と

タイ在住歴20年のライター・高田胤臣の個人的なブログ

レスキューのミーティング

 今夜はレスキューの更新手続きに関するミーティング。
 どうにか更新できそうだけど、来月から月4回出動しないと会員証を返却しなければならなくなるらしい。ギリ出動できるけど、ちょっと厳しい状況。
 そのあと、食事会。
 まだ本調子じゃないけど、軽く飲んだのがいけなかった。結局遅くまで帰してもらえず・・・・・・。
 鮭の切り身を持ってきて「田中、刺身にしろ」って言うし。無茶っすよ〜。
 どうしよう、と思ったら隊員のひとりがやってきてあっという間にソテーにしてた。あざやか! しかもおいしいし。
 みんなも彼が料理なんてできるような感じには見えないから、俺が作ったんだと思ったらしい。
 その後の彼は大活躍で、ちょちょいのちょいと料理を何品も作ってくる。
 感心したのは強火とか中火とか火加減を使い分けているところ。俺なんか強火オンリーだからね。オンかオフしかないからね。
 俺が男としてダメだと思うのは、道がわからない奴。道を憶えられない奴。あと運転ができない奴。下手な奴。マニュアルを運転できないとかなると「オカマの方が男らしいよな」ってマジで思う。で、男としてかっちょいいと思うのは料理ができる奴。いやぁ、彼はかっちょええ!
 んで、途中ひとりが「なんで高田胤臣なのに田中タケシなんだ?」って。
 したら、なんと全員が実は俺が高田胤臣だということを認識していた。
 なんだよ。あえて別名かよ。
 ふと思うことがある。
 日本から遠く離れて、外国にひとりで来て、外国の人と結婚して外国の人と仲間になって酒を飲んでるって、なんて不思議なんだろうって。いったい誰がこうなるって想像しただろうって。高校中退したりいろいろと挫折やら紆余曲折があったけど、やりたいことやって、思うままに生きてきたらここにいたってこと。それが不思議で仕方ない。後悔もあるけど、概ね良しと思う。あのまま高校を卒業して大学を出て会社員をやって、って自分の不本意に生きるより、金には常に苦労しているけど、どうにか面白おかしく生きている。
 良しとしようじゃないか。ってふとそう思う。