シンガポール1日目
またシンガポールへ。仕事で。ま、それはどうでもよくて。
「紙包鶏」(ペーパーチキン)を売りにした料理屋に連れて行ってもらう。場所はシンガポール郊外。車で20分くらいだろうか。さすが、シンガポール。小さい。20分で郊外。店はよく言えばオープンエア。タイっぽい。祠もあったしますますタイっぽかったし。
紙包鶏はそのまんま紙に包まれた鶏で、紙ごと揚げられている。一口大に切られていて、油に指を熱々とさせながら紙をはがしかぶりつく。うまい。ビールが進む。タイにも似たようなのがあるけど、それは葉っぱで包まれていて、どちらかというとカラッとしている。この紙包鶏はかなり油ギッシュ。それでも10個くらいは食えた。
そのあととりあえずホテルへおとなしく帰還。
でも。
物足りない。しかし出てしまったら最後金もワンサカ使っちゃうし。それでなくても物価が高いのに。
ま、飲むだけ飲むだけ、ってことでフラフラと外へ。っていうかいつだって飲むだけだけどね。
ホテルはオーチャード通りの高島屋の隣。とりあえず3月に行ったときに遊んだ港の倉庫街のようなクラークキーはタクシー代がもったいないので、噂で聞いたオーチャードタワーへ。なにやらディスコがあって、女の子もいっぱいいるんだと。
場所はオーチャードをじゃんじゃん進んで、タイ大使館を過ぎた2つ目のビル。
怖っ!
雰囲気怖すぎ。古いビルにパブやらディスコが数軒入っていて、呼び込みの華僑たちの目が笑ってないし。シンガポールは殺人事件が年間数件しか起きないということなので、ま、至ってセイフティーなんでしょうけど、そおれにしても怖い。怖すぎ。久々にびびった。ま、今までこんなにやばいと思ったのは初めてタイに来た次の日の夜、トゥクトゥクの兄ちゃんに連れてかれたセックス系なんでもありの店*1とインドのカルカッタで裏の方に間違っていってしまい貧民街みたいなところに気がついたら立ってたときくらい。
勘に頼るのが大切なのでここは通るだけで退散。
さて、どうしたものか。
しょうがないので、前に泊まったことのあるホテルの近くにあるオープンカフェ風のパブへ行くか、と。
席がいっぱいだったけど、どうにかひとつ確保し、道行く人をウォッチングしながらギネスを飲む。小瓶で400バーツ強。高っかいわ。日本円にしたって1200円はするんだから高いよね。
ここまで英語ですらすらと喋れてて、ああ、今日はタイ語が出ないな〜、調子いいな〜、なんて思ってたら油断した。
2杯目のジントニックを頼んだとき、ボンベイサファイアって言ったのにまた来てさ。咄嗟にタイ語が出た。
「ボンベイ、ディークワ〜」
ありゃ〜。
そのあとぼろぼろ。
「Where is ホングナーム?」
とか。
トイレは奥のパブ*2の中にあって入っていくんだけど、客とかもっといっぱいいて、しかもスンゲェかわいいの。呼び込みの白いドレスの女の子なんてゲロマブ。白人とかもやっぱり声かけてたもんね。
チャイニーズ、いいねぇ。
もうすぐお父さんなのでここはぐっと大人になって、これで帰ることに。
途中のセブンでギネスの缶を1本。
安っ!
こっちにしときゃよかった。